「長く暗いトンネルの途中」=犠牲の警備員遺族-富山交番襲撃1年(24日)時事
富山市の交番で警察官が刺殺され、奪われた拳銃で警備員の中村信一さん=当時(68)=が射殺された事件から26日で1年となるのを前に、中村さんの妻が23日、同市内で報道陣の取材に応じた。「私たち家族は、まだ長くて暗いトンネルの途中にいる」と、悲痛な思いを語った。
孫たちの成長を楽しみにしていたという中村さん。妻は「主人の遺影の前にうずくまり、じっとしている孫たちの姿を見ると、犯人に対する怒りと憎しみがよりいっそう強くなる」と声を震わせた。孫たちが電話をかけられるよう、中村さんの携帯電話は契約したままにしてあるという。
16日、大阪で1年前をほうふつとさせるような交番襲撃事件が起きた。「なんでまた同じ事件が起きるのだろう。これ以上私たちを苦しめないでほしい」。事件当時の記憶がよみがえり、動くことができなかったという。
「警察官自身の安全、犯罪の抑止、住民の命と安全な生活を守るために携帯している拳銃によって、被害が出ることは絶対にあってはならない」と強く訴えた。
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