警視庁管内体感治安レベル2
首都東京体感治安(22、23日 単位・レベル)
重要窃盗犯が激減
【治安うんちく】
2020年の東京五輪のサーフィン会場から新品のサーフボード約50枚が盗まれる窃盗事件があった。縁起でもない事件だが、捕まえてみれば47歳の会社員の男だった。
かと、思うと京都府内の3つの市と町の図書館所蔵の図書約1000冊が盗まれて投棄されているのが見つかった。何が目的なのだろうか…
それだけではない。静岡県島田市のJR島田駅では停車中の普通電車から、運転台の一部と行き先表示器が盗まれたのだ。警察は車両の窓ガラスなどが壊されていないことからマスターキーを使って侵入した可能性が高いとみているようだ。治安情勢に大きな影響を与える重要窃盗犯が大幅な減少傾向にあるのに…
警察庁によると令和元年(2019年)5月現在の重要窃盗犯の認知件数は2万8522件で前年同期より3419件と大幅に減少した。
最も減ったのは侵入盗で2726件減の2万3285件。次いで自動車盗は525件減の認知件数は3151件。ひったくりは77件減の736件、すりも91件減の1350件だった。
重要窃盗犯ランキングは東京の2590件、愛知の2197件、大阪の2060件、埼玉の1998件、千葉の1990件と続いた。
注目されるのはなんと大阪が前年より877件も減らし全国1の減となった。これに千葉の-744件、愛知の-460件と続くが、逆に福岡が150件も増やしたほか広島も+130件、山口も+57件だった。
検挙率は前年より2.3ポイントアップして58.0%。認知は減ったうえに検挙率は上がるー理想的な推移だ。
ランキングは和歌山の159.6%、北海道の103.7%、新潟の85.0%、大分の83.0%、青森の72.6%と続き、認知件数が頭の首都・東京は70.1%で6番目だった。
一方、低かったのは長野の24.7%、岐阜の25.4%、広島の28.0%、奈良の33.6%、福井の35.9%と続いている。
認知件数に大きな影響を与える窃盗犯ーそれが減少傾向にあるのは治安は安定に向かっている証だ。
首都東京感治安は「レベル2(ブルー)」とする。
大阪の振り込め詐欺コマーシャル
https://www.youtube.com/watch?v=0erMfQ80Jno
★警視庁メール 20日は東京2020大会の観戦チケット抽選の結果発表日。抽選結果の発表をかたったニセメールに注意を呼びかけている。公式サイトがあるので確認すること。
★幅広い世代に詐欺防止訴え 杉良太郎さんら、警視庁
https://this.kiji.is/514786948395549793?c=39546741839462401
★配達の米袋で詐欺注意呼びかけ(20日)NHK
★婚活アプリで500万円詐欺容疑 自称映画プロデューサーの男逮捕(20日)産経
★交通事故偽装し5200万円詐取 犯行裏付け捜査終結 奈良県警(18日)産経
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★架空の投資話で5000万円詐取 容疑の男を逮捕(16日)産経
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