40歳以上の引きこもりについて考える 京都(14日)産経
若い頃からひきこもったまま社会復帰を逃した中高年を高齢になった親が面倒を見る家庭への対応が急がれる中、京都市内で28日と6月4日、40歳以上のひきこもりの子供を持つ家族を対象とした教室が開かれる。 内閣府が今年3月末、40~64歳のうち、15~39才の推計数(54万1千人)より多い61万3千人がひきこもり状態にあるとする調査結果を公表した。ひきこもり当事者は同居する親の収入や生活保護で生計を立てていることも判明。こうした実情は、80歳の親が50歳の子供の面倒を見る家庭になぞらえて「8050(はちまるごーまる)問題」と呼ばれ、深刻化している。
市こころの健康増進センターによると、ひきこもりの中高年の子供を持つ家族の多くは、子供の就労や親の死後の生活に不安を抱えているという。
教室は、京都市内に在住し、10年以上ひきこもり状態が続く40歳以上の子供を持つ家族が対象。1回目は、民間のひきこもり支援団体による支援活動などを紹介し、2回目は、ファイナンシャルプランナーが親の死後に起こる金銭的な問題や備えを提案する。親だけの参加でも可。
午後2~4時。市地域リハビリテーション推進センター(同市中京区)。先着30人で、申し込みは今月24日まで。窓口は市こころの健康増進センター(075・314・0874)。https://www.sankei.com/politics/news/190514/plt1905140004-n1.html
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