最新鋭機とパイロットに何が=「ノック・イット・オフ」、最後の通信-F35墜落事故(11日)時事
航空自衛隊の最新鋭ステルス戦闘機F35Aが青森県沖の太平洋上に墜落した事故。世界で最初のF35Aの墜落事例となり、国内外に衝撃を与えた。行方不明になった40代の男性パイロット=3等空佐=は4機編隊の1番機で、編隊長(通称4機リーダー)を務めていた。機体の不具合なのか。それとも、操縦上のトラブルや、一時的に上下の感覚を喪失する空間識失調などが原因なのか。自衛隊はパイロットの救出と機体の発見に全力を挙げるとともに、訓練に参加していた僚機のパイロットから当時の状況を詳しく聴いている。
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◇ACM訓練で離陸、レーダーロスト
墜落したF35は9日午後6時59分に三沢基地(青森県)を離陸。この日の訓練は「ACM」と呼ばれる対戦闘機戦訓練だった。4機で行う場合には、一般的には2対2などの組み合わせで敵機役などを決めて行う。
三沢基地から同基地東方約135キロの現場空域までは10分ほどの距離。離陸から約30分後にレーダーから航跡が消失し、その直前にパイロットが「Knock it off(ノック・イット・オフ=訓練を中止する)」と送信したのを最後に通信は途絶えた。訓練前半か中盤に差し掛かったと頃に、何らかの異常があった可能性がある。座席ごと機外に脱出するベイルアウトしたのかも含め不明だ。
続く
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