科捜研研究員死因解明新方法発見(11日)NHK
福岡県警察本部の科学捜査研究所の研究員が、死因がわからない遺体からヘリウムを検出する新たな方法を見つけました。
各地でヘリウムを使用した自殺者が増える中、捜査での死因特定への活用が期待されています。
新たな方法を見つけたのは、福岡県警察本部科学捜査研究所の辻田明研究員(47)です。
辻田研究員は、警察業務のかたわら、8年前から遺体に残ったヘリウムを検出する方法について研究してきました。
その結果、これまで遺体を解剖しなければ検出できなかったヘリウムが、採取した血液を鑑定することによって検出できることが新たに分かったということです。
辻田研究員はこの成果が認められ、3月、九州大学大学院から農学博士の学位を授与されました。
全国の各地でヘリウムを使用した自殺が増えていることから福岡県警察本部は、研究の成果を捜査の早い段階での死因特定などに活用したいとしています。
辻田研究員は「この分析法によってヘリウムを吸引して亡くなった人の死因を科学的に証明でき、今後、犯罪の見逃しの防止も期待できると思います」と話していました。
https://www3.nhk.or.jp/fukuoka-news/20190410/0004124.html
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