自殺非常勤女性に上司暴言 「給料分働いているのか」 北九州市パワハラ調査開示(13日)西日本
北九州市の非常勤職員だった森下佳奈さん=当時(27)=が自殺したのは上司のパワハラが原因などとして両親が市に遺族補償などを求めた訴訟を巡り、遺族が12日に記者会見を開き、裁判所決定に基づき開示されたパワハラに関する市の調査結果を明らかにした。同僚は、森下さんが上司に「給料分働いていると思っているのか」と言われていたことなどを証言している。
森下さんは2012年4月に市の嘱託職員になり、戸畑区役所の「子ども・家庭相談コーナー」の相談員として勤務。うつ病を発症して退職し、15年5月に自殺した。
市の調査で同僚は、上司が佳奈さんに「(この案件は)どうするのか。(このままだったら相談者は)死にますよね」と威圧的に言っていたと証言。佳奈さんから「死にたい。遺書に上司の名前を書いて死ねばよかった」とのメールを受けたこともあったという。
母の眞由美さん(56)は「開示された文書を見て、胸が締め付けられ涙が出た。娘に心からの謝罪をしてほしい」と訴えた。
市は訴訟などで、上司によるパワハラはなかったと主張している。
調査結果を巡っては、両親が情報公開を請求したが大半が黒塗りだったため福岡地裁に開示を申し立てた。地裁は昨年7月、福岡高裁も同12月に開示を命じる決定をしていた。=2019/03/13付 西日本新聞朝刊=
https://www.nishinippon.co.jp/nnp/national/article/493768/
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