カテゴリー

« 高3自殺、教諭が数十回面会要求…家族心身不調(31日)読売 | トップページ | 改正入管法、1日施行=新在留資格、5年で最大34万人(31日)時事 »

2019年3月31日 (日)

ベトナム人狙い準備周到 留学詐欺疑惑 「学院」勧誘昨春から 学納金の口座別会社名義 「不合格」作り話で真実味(31日)西日本

日本留学を希望するベトナム人が、日本語学校をかたる東京都内の会社「杉並外国語学院」から1人当たり約100万円の学納金をだまし取られたとされる国際詐欺疑惑。両国の関係者への取材で、ベトナムでは勧誘が1年前から行われ、学納金の送金口座に不審な点があることが新たに分かった。中国系とみられる学院代表者の所在は不明のままだが、疑惑の構図が明らかになってきた。 ベトナムの留学仲介業者の女性責任者が、西日本新聞の電話取材に応じた。責任者によると、学院の名を初めて聞いたのは昨年4月。「設備が良い」「奨学金あり」。ベトナム国内のブローカーから、こんなうたい文句で学院を紹介された。その際に渡された学院のパンフレットは、無断盗用の画像を切り貼りした学院ホームページ(HP)と同じ内容。責任者は「以前、同じブローカーから良い学校を紹介されたことがあり信用していた。完全にだまされた」と話した。
 学院側との連絡役だった現地ブローカーの女性スタッフも電話取材に応じ、「私たちも被害者」と声を震わせながら主張。学院側の窓口は、代表者とは別の中国系男性スタッフで「今月半ばに連絡が途絶え、居場所も分からない」という。
 現地関係者によると、被害に遭ったベトナムの仲介業者は17社。計77人が留学を申請していた。だが、学院からメールで届いた偽の「在留資格認定証明書」の画像は66人分。うち50人以上が送金済みという。関係者は「精巧な偽造証明書と『不合格者11人』というリアルな作り話で、プロの目をごまかした」とみる。
 徐々に明らかになるだましの手口。だが、肝心の学院の実像は見えない。都内の学院代表者の自宅は不在で、学院の電話も通じないままだ。学納金の送金先とされた銀行口座の名義は、学院とは別の合同会社だった。登記上の本社は都内の高層ビル30階。問い合わせると、そこはレンタルオフィスで「利用企業名は非公開」だった。
 合同会社代表の自宅とされる都内の集合住宅を訪ねると、日本人男性が住んでいた。男性は学院との関係を否定したが、合同会社の名称は知っていた。昨年3月、男性宅に届いた税務署からの督促状に、この合同会社の代表者として自身の名が記されていたからだ。
 男性は「こんな会社は知らないし、税金を督促される覚えもないから放置していた。以前、怪しげな業者に金を借りたから、そこから個人情報が悪用されたのかもしれない」と話した。
 架空の学校、偽HP、偽造証明書、不審な名義の口座-。ベトナム側から被害回復を依頼された都内の男性弁護士も「送金口座は凍結されたが、犯人が何者で、どこにいるのか見当もつかず裁判も起こせない」と苦慮している。=2019/03/31付 西日本新聞朝刊=
https://www.nishinippon.co.jp/nnp/national/article/498593/

« 高3自殺、教諭が数十回面会要求…家族心身不調(31日)読売 | トップページ | 改正入管法、1日施行=新在留資格、5年で最大34万人(31日)時事 »

来日外国人犯罪」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

« 高3自殺、教諭が数十回面会要求…家族心身不調(31日)読売 | トップページ | 改正入管法、1日施行=新在留資格、5年で最大34万人(31日)時事 »

2021年2月
  1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28            
フォト

留置所

無料ブログはココログ