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2019年3月24日 (日)

「遠距離からも被害」新手口か=電波遮断キーケースに注目-自動車盗リレーアタック(24日)時事

鍵から出る電波で手軽に解錠操作をする車のスマートキーを悪用した「リレーアタック」という新手の自動車盗で、昨年秋に大阪府東大阪市で起きた事件が、遠距離からでも狙える上、電波を常時遮断しないと防げない新手口とみられることが、専門家らへの取材で分かった。カー用品店では電波を遮るキーケースが注目されているという。
 リレーアタックは鍵から出る微弱電波を特殊な機械で拾い、複数の発信器でリレーして届け、車を動かして乗り去る手法。被害は欧米が中心だったが、昨年9月、東大阪市の民家でこの手法で車を盗もうとする様子が防犯カメラに映り、国内でも初めて確認された。
 カメラには、玄関前に立つ不審な男が、手にしたアンテナのような器具を、車のそばで待つ別の人物に向け、5秒ほどでロックを外す様子が映っていた。車の所有者男性(37)によると、全て未遂で済んだが、過去3回狙われ、映像は2回目の際のものという。
 スマートキーの電波は通常半径1~1.5メートルしか届かず、被害防止には、電波を拾われないよう玄関先に鍵を置かないなど、鍵に不審者を近寄らせないことが有効とされてきた。しかし、撮影されたケースでは、男性が対策で置き場所を車から10メートル以上離れた2階に変えていたのに、ロックが外されたという自動車評論家の国沢光宏さんは「鍵が遠くにあった被害例は聞いたことがない」とし、鍵からの電波を遠距離からでも拾える、より高性能な機械が使われたのではないかと分析する。この手法だと、飲食店などで車を離れて店内にいるケースでも、店の外から電波を盗まれ、気付かず車を解錠される恐れがあるという。国沢さんは「車上荒らしも増えるのではないか」と指摘する。
 男性は対策として、電波を遮断する素材でできたキーケースを購入した。いちいち取り出さないと作動しないため不便だが「どこにいても安心できなくなった」と話す。
 ケースは1個千数百円から。男性が購入した東大阪市のカー用品店のチェーンでは、被害が報じられた昨年12月以降、全国で1万4000個以上が売れ、入荷待ち状態という。店の担当者は「確実な対策として検討を」と話している。

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