保釈金納付 ゴーン前会長保釈へ(6日)NHK
5日保釈を認める決定が出された日産自動車のカルロス・ゴーン前会長は6日午後、保釈金10億円を納付しました。
最初の逮捕から108日間にわたって身柄を拘束されていたゴーン前会長は、6日、東京拘置所から保釈されます。
日産自動車の前会長カルロス・ゴーン被告(64)は、みずからの報酬を有価証券報告書に少なく記載した金融商品取引法違反の罪や日産の資金を不正に支出させた特別背任の罪で起訴され、去年11月の最初の逮捕から6日まで108日間にわたって身柄を拘束されています。
東京地方裁判所は5日、3回目の請求に対してゴーン前会長の保釈を認める決定を出し、保釈に反対する検察の準抗告も退けました。
保釈金は10億円で、午後1時半すぎに全額が納められたということです。
被告が否認を続ける特捜部の事件で、裁判の争点を整理する手続きが始まる前に保釈が認められるのは異例で、都内の住居の入り口には監視カメラを設置し、インターネットに接続できないパソコンや携帯電話を使用することなど、事件の関係者と接触できないようにするさまざまな条件がつけられたということです。
また、日産やルノーの取締役会の出席については裁判所の事前の許可が必要という条件がついたということです。
保釈金が納められたことでゴーン前会長は6日、東京拘置所から保釈されます。
ゴーン前会長はこれまで全面的に無罪を主張していますが、勾留が長期化する中、みずからが築き上げた日産、ルノー、三菱自動車の3社連合の経営トップを退いていて、今後の動向が注目されます。
https://www3.nhk.or.jp/shutoken-news/20190306/0026501.html
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