アンケ渡した市教委「父親の高圧的な態度で…」 (1日)読売
「お父さんにぼう力を受けています。先生、どうにかできませんか」――。10歳の女児が発した悲痛なSOSは、その父親に渡っていた。千葉県野田市の小学4年栗原 心愛
「これから人生が始まるといってもいい心愛さんの命を救えなかった。心から申し訳なく思う」。会見冒頭、鈴木有市長が陳謝し、佐藤裕教育長や幹部ら9人と頭を下げた。会見は30人以上の報道陣が詰めかけ、3時間に及んだ。
2017年11月に小学校が実施したアンケートで、心愛さんは父親からの虐待を訴えた。これをきっかけに県柏児童相談所が一時保護。だが、解除後の18年1月、父親の栗原勇一郎容疑者(41)の要求に応じ、市教委がコピーを渡していた。
会見では、この経緯と判断に質問が集中した。アンケートを渡した市教委の担当者は、栗原容疑者が「名誉 毀損
会見では心愛さんが記した言葉が明かされた。担当者が「先生、どうにかできませんか」の一文を読み上げると、会見場に並んだ市幹部らが沈痛な表情を浮かべた。アンケート冒頭には「ひみつをまもりますので、しょうじきにこたえてください」と書かれていた。
◇ 野田市教委が栗原勇一郎容疑者にアンケートのコピーを渡す直前、同容疑者が小学校長に対し、「今後、(心愛さんについて)対応が必要な場合、情報開示を即座に行い、協議して決める」とする念書を提出させていたことが分かった。市が31日の記者会見で明らかにした。今後、学校側の対応について検証する。
https://www.yomiuri.co.jp/national/20190131-OYT1T50129/
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