韓国、竹島海域で無断採泥…数年前 資源開発利用か (19日)読売
韓国当局が数年前、島根県・竹島の領海や接続水域で、日本の同意なく、採泥など海底での調査活動を行っていたことが明らかになった。ソウル国立大などが最近発表した論文から判明したもので、氷状の天然ガス、メタンハイドレートの探査などに利用する狙いがあるとみられる。
調査は、竹島の沿岸から約22キロ・メートル以内の領海や、領海の外側約22キロ以内の接続水域にあたる対馬海盆の北東で行われた。韓国によるこの海域での無断調査の詳細は分かっていなかった。
国連海洋法条約は、外国の領海、接続水域、排他的経済水域(EEZ)で海洋調査を行う場合、相手国から事前に同意を得るよう規定している。だが、竹島を不法占拠する韓国は自国の領海などとして調査しており、採泥の際も韓国から日本への同意申請はなかった。日本政府はこうした調査を「条約上の非同意(無断)調査にあたる」とみなしている。
先月までに公表された韓国人研究者の複数の論文によると、韓国の公的機関などが約20年前から、沈殿する砂泥を捕集する装置などの設置場所として、竹島西方の接続水域の海底を継続的に使っていた。
米国拠点の国際学会「陸水海洋科学協会」の学術誌(2018年3月号)に掲載されたソウル国立大などの論文によると、韓国海洋科学技術院の調査船イオドは12年7月、竹島から約30~40キロ・メートルの範囲の3地点で箱形の採泥器を投下して採泥した。13年9月に発表された別の論文には、時期は不明だが、竹島の北東と西の領海内で採泥が行われたことが明記されている。いずれの場合も、採泥した試料は、海盆内の窒素や炭素の分布など資源開発に関連した研究に用いられた。
続く
https://www.yomiuri.co.jp/national/20190219-OYT1T50097/
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