身元不明、全国2万体と向き合う捜査員たち(3日)日経
何も告げず家族のもとを離れ、人定につながる所持品も残さず亡くなった身元不明の遺体。全国で2万体、東京都だけで3千体に上り、年々その数は積み上がっていく。警視庁には全国で唯一こうした遺体の身元特定に取り組む専門部署がある。わずかな手掛かりをもとに、地道な作業に取り組む現場を取材した。(蓑輪星使)
身元不明相談室は皇居・桜田門前の警視庁本部の正面玄関を入ってすぐ。「私を知っている人はいませんか」。部屋にはこんな見出しの写真パネルが並んでいる。
「私は平成28年(2016年)10月10日の朝、台東区の隅田川で発見されました。青色のレンズのサングラスをかけていました」。パネルは鑑識技術で故人の生前の顔貌を再現し、見る人に一人称で語りかける。
警視庁は年間約2万体の遺体を変死、事故事案として取り扱う。多くは身元が分かるが、120~130体は人定できない。現在、同庁管内の寺や役所などに約3千の遺骨が安置されている。
続く
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO40841980T00C19A2CC1000/
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