»交番で上司の警察官射殺、元巡査 起訴内容認める（３０日）TBS

去年４月、滋賀県彦根市の交番で上司の警官を射殺したとして殺人などの罪に問われた当時少年だった元巡査は、初公判で起訴内容を認めましたが、心神耗弱状態だったとして減刑を求めました。
　元巡査は法廷に入った後、じっと目を閉じたまま集中した様子で、起訴された殺人などの罪について問われると、「間違いありません」と答えました。
　起訴状などによりますと、元巡査は去年４月、彦根市の河瀬駅前交番で、上司だった井本光警部（当時４１）の後頭部と背中を拳銃で撃ち、殺害したとして、殺人と銃刀法違反の罪に問われています。
　元巡査は起訴内容を認めましたが、弁護側は「厳しい指導で心神耗弱状態に陥った」として、刑を軽くするよう求めました。
　一方、検察側は冒頭陳述で、「犯行を隠そうとするなど合理的に行動している」として、責任能力はあると指摘しました。
　裁判は、元巡査にどの程度、責任能力が問えるのかが争点になります。
http://news.tbs.co.jp/newseye/tbs_newseye3586329.html