»【現場から、】平成の記憶、改元めぐる“テロ”~警察の戦い(18日)TBS
「シリーズ平成の記憶」です。平成の「即位の礼」の前後には、反皇室を掲げる過激派テロやゲリラ事件が相次ぎました。その数、143件。警視庁の独身寮が、連続して爆弾で狙われる事件も起きました。独自映像と共に、警視庁の過激派との戦いを追いました。
1990年(平成2年)11月1日夜。最初の爆発は、東京・新宿区にある警視庁の独身寮「清和寮」で起きました。
「このへんが今は新しくなってますけど、(当時は)ブロック塀でした。爆発の威力によって、黒くなっていて、破壊されていた」(元警視庁爆発物対策係 渡辺儀兵衛氏)
この爆発で警察官1人が殉職。直後に大勢の警察官らが現場に駆け付けたところで、さらにもう1個が爆発し、被害は拡大。7人がけがをしました。
「時限式発火装置、きわめて卑劣な爆発物」(元警視庁爆発物対策係 渡辺儀兵衛氏)
さらにその3時間後、今度は新宿とは別の世田谷区にある警視庁独身寮でも、爆弾が2つ見つかりました。その処理中に爆発が起きたのです。
今回、その時の内部映像を独自に入手しました。爆弾を、液体窒素が入った容器に入れようとすると爆発してしまいました。
即位の礼の11日前に起きたテロ事件。天皇の戦争責任を追及し、天皇制の打倒を掲げる過激派・革労協が犯行声明を出しました。しかし、容疑者の特定には至らず、2005年に公訴時効を迎えました。
事件を受け、警視庁は、警察官の教育のためにビデオを作りました。
続く
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