少女ら標的、睡眠ドラッグ悪用の性犯罪急増(7日)産経
睡眠導入剤などの薬剤を飲食物に混入し、相手を抵抗できない状態にしてわいせつ行為に及ぶ犯罪が相次いでいる。「デートレイプドラッグ」とも呼ばれる強力な薬剤はインターネット上の取引などで容易に入手できる状況で、会員制交流サイト(SNS)で知り合った少女らを標的に犯行を繰り返す悪質なケースも出ている。被害者の体内から薬の成分が排出される前に検査、検出できれば犯人逮捕に向けた証拠となるため、専門家は「被害が疑われる場合はすぐに警察などに相談を」と呼びかける。
鹿児島県の高校3年の少女は平成30年8月の夏休みに上京したとき、ツイッターで知り合った男に「ご飯行こうか」と誘われた。新宿の歌舞伎町で待ち合わせ、男から手渡された「飲むヨーグルト」を飲んだ後、意識がもうろうとし始めた。「車で休もう」。かすかに記憶に残るのは、男の言葉。翌朝目を覚ますと、宿泊先の親類宅のベッドの中だった。不安を覚えて警視庁に相談し、尿検査で睡眠導入剤の成分が検出された。
警視庁は少女を自分の車に連れ込み、わいせつ行為をしようとしたとして、準強制わいせつ未遂などの容疑で中国籍の男(32)を逮捕。男は別の少女への準強制わいせつ容疑でも逮捕されており、いずれも被害者が早期に警察に相談したことが摘発につながった。
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