長崎新聞社長が性的言動 昨年11月 会社側、セクハラ否定(18日)西日本
長崎新聞社(長崎市)の徳永英彦社長(59)が昨年11月、長崎市内の懇親会で部下の女性に性的な言動をしていたことが分かった。同社は「言動は不適切だが女性に被害者感情がない」としてセクハラには当たらないと判断、処分はしていない。徳永氏は昨年12月、常務から社長に就任した。
同社によると徳永氏は昨年11月30日、社長就任を祝う懇親会で酒をつぎに来た女性社員に対し、隣の男性上司の名前を出し「(上司の)愛人やろもん」「もうやったとや」と発言、腰を振る卑猥(ひわい)な動作をしてみせた。
こうした状況を把握した西日本新聞の指摘を受け、長崎新聞社は出席者の一部から聞き取りを実施。一連の言動があったことを確認した上で、第三者の弁護士に意見を求めた。今月11日付で弁護士から同社に出された意見書は徳永氏の言動を「品性に悖(もと)る」としつつ、女性に被害者意識がない、懇親会参加者に不快感を持った人がいない-として「法的な意味でのセクハラには当たらない」とした。
佐藤烈総務局長は「発言は極めて下品。意識が低かった」とコメント。徳永氏は「余計な仕事をさせて申し訳ない」と話しているという。徳永氏は1983年入社、報道本部長などを歴任した。
セクハラ問題に詳しい福岡県弁護士会の郷田真樹弁護士は「法的なセクハラには当たらなくとも、社会常識としては不適切。今回の言動を問題視しない社内の風潮を改善すべきだ」としている。=2019/01/18付 西日本新聞朝刊=
https://www.nishinippon.co.jp/nnp/national/article/480097/
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