スパイ容疑で米国人拘束=さらに緊張激化の恐れ-ロシア(1日)時事
【モスクワ時事】ロシアの情報機関、連邦保安局(FSB)は31日、スパイ容疑で米国人を拘束したと発表した。ただでさえ冷え切っている米ロ間の緊張がさらに高まりそうだ。
発表によると、米国人のポール・ウィラン容疑者は「スパイ行為を働いた」として、28日にモスクワで拘束された。FSBは刑事事件として捜査を開始したと発表したが、スパイ行為の詳細については明らかにしていない。
タス通信によると、有罪となった場合は禁錮10~20年が科される可能性がある。米ロ関係が極度に悪化する中、ロシアが米国人拘束を通じて米国に揺さぶりをかけることも考えられる。
米国では7月にスパイ活動の罪でロシア人の女マリア・ブティナ被告が刑事訴追され、ロシアは「でっち上げの訴追」と反発した。ブティナ被告は12月に罪を認め、検察との司法取引に応じている。
米国務省当局者は31日、「ロシア外務省から公式に米国人拘束の連絡があった」と述べた上で、拘束者に対する領事面会を認めるよう求めたことを明らかにした。(2019/01/01-01:07) https://www.jiji.com/jc/article?k=2018123100242&g=int&utm_source=top&utm_medium=topics&utm_campaign=edit
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