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2019年1月31日 (木)

2019年1月31日 (木)

警視庁管内体感治安レベル3

首都東京体感治安(1、2日 単位・レベル)
犯罪にはこんな動機がある
【治安うんちく】

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F1014463 警視庁は31日、昨年11月から行方不明になっていた東京・葛飾区の19歳の女子大学生を殺害して畑に埋めたとして、茨城県神栖市の35歳の男を逮捕した。男は「女性とはSNSで知り合った。騒がれたので殺した」と供述しているというが、詳しい動機などは警視庁で調べている。
 1月23日には、さいたま市大宮区のビルで22歳の女性会社員が包丁で首を刺されて殺害された事件は、別れ話しをめぐる事件と見られているが、別れ話が拗れたからと言って命を奪うとか「騒がれたから殺した」とか、いとも単純な動機にはあきれてしまう。それほど人の命は軽いものか。
 
 警察庁によると罪種別に犯行の動機や原因別の検挙件数をまとめた数字がある。
 平成29年になるが、刑法犯全体で最も多い動機は「対象自体の所有、消費目的」で全体の30.1%を占めている。刑法犯全体では窃盗犯が最も多いから当然と言えば当然だ。
 殺人事件では、さいたま市のような「憤怒」が46.5%で、2番目は「異常めいてい、精神障害又はその疑い」が4.4%で、憤怒が原因の殺人が多い。
 強盗事件では「生活困窮」が最も多く30.8%。これに「対象物自体の所有・消費目的」の20.9%と続く。暴行や傷害などの粗暴犯は殺人同様に「憤怒」が大半で83.7%だった。いかに、押さえることができない激昂人間が多いかがわかる。
 刑法犯の約7割を占める窃盗事件の動機は割れる。勿論「対象物自体の所有・消費目的」だが39.9%で、「生活困窮」も27.5%あるほか、遊興費充当などもある。
 今、問題の詐欺などの知能犯は「生活困窮」が29.0%、「遊興費充当」も22.3%あった。
 一方、風俗犯はなんと言ってもトップは「性的欲求」が大半の81.8%。2番目が「遊び好奇心、スリル」が5.4%と続いている。
 すべてに共通するのは「身勝手な欲望」か…

【事件】1日午前9時前、東京渋谷区の住宅に警察官を装う男が押し入り、高齢の夫婦を縛って現金数百万円が奪われる強盗事件が発生した。前日に、「アポ電」があり、現金があるかを確認して犯行におよんでおり、先月にも同様手口で2000万円などが奪われる事件があった。「オレオレ詐欺」の「振り込め」が「強奪」に変わった?
 このほか、東京や大阪などでは猛毒の青酸カリなどの白い粉末と脅迫文入りの封筒が送られる事件が相次いでおり、体感的に悪化を感じる。
  東京体感治安は「レベル3(イエロー)」とする。

詐欺天国ニッポン

大阪の振り込め詐欺コマーシャル


https://www.youtube.com/watch?v=0erMfQ80Jno 

警視庁は、平成30年12月19日に、目黒署管内在住の81歳の女性に息子を装って電話をかけ、「既婚女性を妊娠させてしまった…」などとして現金100万円をだまし取った詐欺の受け取りにきた男の写真を公開した。

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