特捜部VSゴーン容疑者“第2幕”も主張真っ向対立(25日)産経
日産自動車の前会長、カルロス・ゴーン容疑者(64)が私的な投資の損失を日産に付け替えたなどとして逮捕された特別背任事件で、ゴーン容疑者は「日産に損害を与えていない」「なぜ背任になるのか理解できない」などと供述し、全面否認している。これに対し東京地検特捜部は「犯意は明確」として追及している。最初の逮捕容疑となった報酬過少記載事件に続き、ゴーン容疑者と特捜部の主張は再び真っ向から対立することになった。
東京地裁が20日に報酬過少記載事件の再逮捕容疑の勾留延長請求を却下し、保釈される可能性が報じられた翌21日朝、東京・小菅の東京拘置所でゴーン容疑者は特捜部の検事から新たな逮捕容疑の内容を読み上げられた。その直前、面会した弁護人に、前日の取り調べ内容から3回目の逮捕の可能性を告げられたゴーン容疑者は一瞬、怪訝(けげん)そうな表情を見せたが、動揺した様子はなかったという。
読み上げられた容疑内容は2つ。平成20年10月、ゴーン容疑者の資産管理会社と新生銀行(東京)との間で契約した通貨のデリバティブ(金融派生商品)取引で生じた約18億5千万円の評価損を日産に付け替えたとされるのが1つ目だ。
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