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2018年12月10日 (月)

子ども「何で止まらんと?」…急増の歩行者妨害(10日)読売

 信号機のない横断歩道を人が渡ろうとする際、走行中の車が止まる割合を調べた日本自動車連盟(JAF)の一時停止調査で、佐賀県は8・0%で、全国平均の8・6%を下回った。道路交通法では、車の一時停止と歩行者の横断優先を義務づけているが、浸透していない実態が明らかになった。
 JR佐賀駅近くにある佐賀学園高前の市道。夕方、下校する生徒たちが横断歩道近くで立つ前を、次々に車が通り過ぎていった。車の列がなくなるまで待つ生徒もいれば、信号機のある離れた横断歩道へ向かう生徒もいた。
 2年生の男子生徒は「待っていてもなかなか止まってくれない。渡ろうとすると、車がものすごい勢いで近づいてくることもある」と訴える。
 道交法38条によると、横断歩道で歩行者が渡ろうとしている時に車は一時停止して、歩行者の横断を優先させなければならない。違反すると、普通車のドライバーには9000円の反則金が科され、違反点数2点が加算される。
 県警によると、歩行者妨害で摘発されたのは昨年1年間で1077件。前年の387件より大幅に増えた。
 JAFが昨年行ったネットアンケート(複数回答)によると、一時停止しない理由は「停止しても対向車が停止せず危ない」(44・9%)、「後続車がなく、自車が通り過ぎれば歩行者は渡れる」(41・1%)などが多数を占める一方、「歩行者優先ということを知らなかった」(4・2%)とする回答もあった。
 県くらしの安全安心課は、交通事故防止の一環として一時停止の啓発に力を入れている。子どもが「何で止まらんと?」と語りかけるテレビCMを3年前から放映。今年9月から動画投稿サイト「ユーチューブ」でアップし始め、ラジオ放送でも呼びかけている。
 県警交通企画課の前川直管理官は「停止すべきだと分かっていても、急いだり、感覚が鈍ったりして守らない人がいる。横断歩道は歩行者に与えられた聖域。重大事故につながる交通違反を減らすため、取り締まりを通じ、ドライバーの注意を喚起していく」と話している。(門岡裕介)
 ◆JAFの一時停止調査=47都道府県の計94か所で8月15日~9月13日の平日午前10時~午後4時に実施。車の制限速度や交通量など、一定の条件にあてはまる横断歩道を対象にJAFの各支部職員らが調べた。一時停止の割合が最も高かったのは長野県の58・6%で3年連続の1位。最も低かったのは栃木県の0・9%だった。今年から都道府県ごとの割合を公表している。
https://www.yomiuri.co.jp/national/20181209-OYT1T50045.html

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