« 東京地裁、ゴーン容疑者めぐり異例の対応…準抗告の棄却理由公表(22日)産経 | トップページ | 流出16億円「機密費」か…日産に損失付け替え(22日)読売 »

2018年12月22日 (土)

男児死亡、小学校長ら書類送検 福岡・大川ゴール下敷き 業過致死容疑(22日)西日本

福岡県大川市の川口小学校で昨年1月、体育の授業中にゴールポストが倒れて4年生の男児=当時(10)=が下敷きになり死亡した事故で、県警は21日、安全点検を怠ったとして、業務上過失致死の疑いで、校長(59)や教頭(53)ら学校関係者6人を福岡地検に書類送検した。ほか4人は、安全教育主任(30)と安全点検実施者(41)、授業担当2人。
 書類送検容疑は昨年1月13日午前9時40分ごろ、十分に固定していないハンドボール用ゴール(高さ約2メートル、幅3メートル、重さ約70キロ)をサッカーに使い、転倒して下敷きになった梅崎晴翔(はると)君を出血性ショックで死亡させた疑い。6人は「点検を忘れた」などと話し、容疑を認めているという。
 県警によると、梅崎君はゴールキーパーをしていた際、得点時にネットにぶら下がり、弾みでゴールが倒れた。留め具が外れ、固定されていなかった。
 同校は点検表を基に、月1回と授業前にゴールポストの点検をする決まりだったが、2016年11月以降は実施していなかった。
    ◇      ◇
■通達4度、犠牲止まらず 「安全な用具で代用を」
 安全であるはずの学校でゴールポストが倒れて子どもが犠牲になる事故は、全国で相次いでいる。文部科学省は2009年以降、4回も安全点検を呼び掛ける通達を出したが、抜本的対策ではなく悲劇は繰り返された。事故防止に取り組む団体は「安全な用具で代用するべきだ」と指摘する。
 亡くなった梅崎晴翔君の祖父清人さん(68)は「二度と事故を起こしてほしくない。学校が子どもにとって安全な場所になるよう、全ての教育関係者が目を光らせてほしい」と訴えた。
 文科省は09年3月、ゴールポストが強風や児童の力で転倒しないよう「くいや砂袋で固定する」などの防止策を通達。だが、その後も事故は起き、同様の通達を10、12、13年に出した。
 子どもの事故予防に取り組むNPO法人「セーフキッズジャパン」(東京)の山中龍宏理事長(71)は「通達は具体性がなく、学校現場で徹底されていないところも多い」と強調。ホームページなどで固定する重りの重さなど詳細な点検項目を紹介している。
 梅崎君が亡くなった「1月13日」は04年にも同様の死亡事故が起き、「サッカーゴール等固定チェックの日」と定めた。山中理事長は「小学生なら鉄製ゴールを使う必要はない。三角コーンでも代用でき、ゴム製ゴールもある。国は抜本的対策を検討してほしい」と話した。=2018/12/22付 西日本新聞朝刊=
https://www.nishinippon.co.jp/nnp/national/article/474947/

« 東京地裁、ゴーン容疑者めぐり異例の対応…準抗告の棄却理由公表(22日)産経 | トップページ | 流出16億円「機密費」か…日産に損失付け替え(22日)読売 »

その他事件・事故(行方不明など)及び自殺」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 男児死亡、小学校長ら書類送検 福岡・大川ゴール下敷き 業過致死容疑(22日)西日本:

« 東京地裁、ゴーン容疑者めぐり異例の対応…準抗告の棄却理由公表(22日)産経 | トップページ | 流出16億円「機密費」か…日産に損失付け替え(22日)読売 »