警視庁管内体感治安レベル2
首都東京体感治安(16、17日 単位・レベル)
数字治安は回復しているが…
【治安うんちく】 残すところ1カ月で刑法犯認知件数が戦後最も少なかった昨年を8万件以上も減少していることが警察庁のまとめで分かった。11月までだが、1カ月当たりに換算すると約6万8000件だから、今年は、ほぼ確実に戦後最も少ない件数になるだろう。
警察庁によると今年11月現在の刑法犯認知件数は75万4352件で前年同期より8万8233件の減少。
窃盗犯は6万5734件も減らし認知件数は53万7716件。中でも非侵入盗が3万件も減らしている。
続いて減少したのは知能犯が3942件減の3万8881件。大きな要因は詐欺が3661件も減らしていることだ。
ところが逆に増えているのは凶悪犯で+62件の4510件。放火が59件も減らしたのに対して強制性交が172件増の1202件。
次ぎに増加したのは粗暴犯の暴行事件で+269件で認知件数は2万8818件だった。
認知件数のランキングは東京の10万4928件、大阪の8万8683件、埼玉の5万5268件、愛知の5万0868件、千葉の4万3089件と続いた。
内閣府が平成29年11月に実施した治安関係の世論調査がある。そのなかで80.2%が「日本の治安は安全と思う」と答えており、「そうは思わない」の18.9%を大きく上回っている。
しかし、近年は子供や女性が被害者となる事件が目立っているほか、高齢者を狙った振り込め詐欺などの特殊詐欺が深刻な状況になっており、6割の人が「新しい手口の犯罪が多くなっている」と回答している。
首都東京体感治安は「レベル2(ブルー)」とする。
詐欺天国ニッポン
大阪の振り込め詐欺コマーシャル
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★セブン店員、女性客の通話代わり詰問…詐欺防ぐ(16日)読売
官民一体となって抑止に躍起になっている特殊詐欺―神戸市内のコンビニで、女性客が携帯電話で通話しながら、振り込む目的で電子マネーのカードを購入しようとしたのを不審に思い、店員が女性に代わって、相手を問いつめたところ、あいまいな返事だったので110番して未然に防止した。このため兵庫県警はコンビニの店長と店員に感謝状を贈った。
★架空請求はがき、アプリで見破る さいたま市の弁護士ら開発(12日)共同
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★「銀行員のマエザワ」の電話にご注意 還付金詐欺相次ぐ(13日)朝日
★コンサートチケットの購入持ちかけ現金詐取、女を逮捕(13日)TBS
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★垂れ幕で「詐欺警戒を」 特別警報時に洛和会施設=京都(2日)読売
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