»逮捕の日産前代表取締役「うその記載あったと思わない」(24日)TBS
日産自動車前会長のカルロス・ゴーン容疑者が逮捕された事件で、ゴーン容疑者とともに逮捕された前代表取締役が逮捕後に行われた裁判所からの勾留質問で、「うその記載があったとは思っていない」と容疑を否認していることが関係者への取材でわかりました。
日産の前会長カルロス・ゴーン容疑者(64)と代表取締役だったグレゴリー・ケリー容疑者(62)の2人は、有価証券報告書にゴーン容疑者の報酬をおよそ50億円少なく記載したとして、金融商品取引法違反の疑いで逮捕されました。ケリー容疑者はゴーン容疑者の側近中の側近で、有価証券報告書へのうそ記載を部下の執行役員や幹部に指示したとされています。その後の関係者への取材で、ケリー容疑者が逮捕後に行われた裁判所からの勾留質問で、「うその記載があったとは思っていない」と容疑を否認していることが新たにわかりました。
ケリー容疑者は、東京地検特捜部の取り調べに対しては認否を明らかにしていませんが、「ゴーン容疑者の報酬については、社内の事務担当者や社外にも相談し適切に処理していた」と説明しているということです。さらに、ケリー容疑者は、ゴーン容疑者について「ゴーン容疑者の言いなりではなく、日産のために一生懸命頑張っていた」とも話しているということです。
一方、この事件では、ゴーン容疑者の会長退任後、日産へのコンサルタント代などとして、およそ80億円が支払われる契約が結ばれていたことが分かりました。関係者によりますと、ゴーン容疑者は実際の報酬およそ20億円と公表した報酬のおよそ10億円の差額となる10億円前後を毎年積み立て、退任後にコンサルタント代などとして支払う契約を日産と結んでいたということです。特捜部は、公表した報酬と実際の報酬との差額を退任後に受け取るようにしていたとみて調べています。
http://news.tbs.co.jp/newseye/tbs_newseye3532801.html
« 警視庁管内体感治安レベル2 | トップページ | 母親の遺体遺棄容疑 長男が風呂場リフォームで証拠隠滅か(24日)NHK »
「検察、地検特捜部」カテゴリの記事
- 神戸市の発砲事件で逮捕された暴力団員を神戸地検が不起訴に(15日)NHK(2021.04.15)
- 不動産会社4社を告発 1億円脱税容疑―名古屋国税局(15日)時事(2021.04.15)
- 仏、ゴーン被告をレバノンで聴取へ(11日)産経(2021.04.11)
- 盗撮の警官起訴猶予 岐阜地検(6日)時事(2021.04.06)
- 検察庁が「先端犯罪ユニット」新設、サイバー犯罪に対応(1日)TBS(2021.04.01)
« 警視庁管内体感治安レベル2 | トップページ | 母親の遺体遺棄容疑 長男が風呂場リフォームで証拠隠滅か(24日)NHK »
コメント