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2018年11月16日 (金)

金塊密輸、地方空港狙う 福岡厳戒、抜け穴へ 宮崎地裁「運び屋」に有罪判決(16日)西日本

 宮崎空港を通して金塊3キロ(1270万円相当)を9月に密輸しようとした韓国籍の男女3人が関税法違反(無許可輸入未遂)などの罪に問われた事件で、韓国から金塊の「運び屋」役となった女(24)に宮崎地裁は15日、懲役1年、執行猶予3年と金塊没収の判決を言い渡した。福岡空港を舞台にした金塊密輸事件が相次ぐ中、公判では、韓国の密輸組織が検査が厳しい福岡など主要空港を避け、職員が手薄な九州の地方空港を“抜け穴”として狙った実態が明らかになった。
 判決で織川逸平裁判官は「密輸組織に所属する多数の者が関与した組織的犯行」とした上で、「九州内の各空港に赴き、密輸が最も成功しやすそうな宮崎に狙いを定めた」と被告側の地方狙いにも触れた。
 女は9月4日、仁川国際空港から観光客を装って宮崎空港に到着。水筒と財布に金塊をしのばせ、税関に申告せずに消費税など計約102万円を免れようとしたが、入国検査場の税関職員が水筒の重さの異常に気付き、水筒をエックス線検査して犯行が発覚した。女は、兄の友人である韓国内の密輸組織のリーダーから運び屋役を頼まれ、報酬30万ウォン(約3万円)と航空券を渡されたという。
 密輸組織一員の会社員キム・ビョンソク被告(25)ら共犯の男2人は、宮崎空港内で女を待ち受け、金塊を福岡市まで運ぶ人物の案内役だったという。キム被告は自身の裁判で事件前の3月に福岡空港を2回、8月に宮崎、佐賀空港を1回ずつ訪れ、検査状況を下見したと証言。「実際に宮崎空港から金塊の密輸を複数回繰り返し、売却先がある福岡市に運んだ」という。
 検察側は、背後の密輸組織は購入に税金がかからない香港から調達した金塊を日本に密輸入し、福岡市内で売却して利ざやを稼ぐ手法で利益を上げていたとした。ただ最近は「福岡空港から密輸を試みても、摘発される」とのうわさが密輸関係者内で広がっていると説明し、今回の事件は韓国から比較的近く、航空運賃も安い宮崎空港が狙われたとの見方を示した。
 金の密輸は、摘発件数、押収量ともに消費税率が8%に引き上げられた2014年4月から急増した。17年に全国で押収された金は6236キロ(1347件)。うち1720キロ(359件)が門司税関内(福岡、佐賀、長崎3県の一部と大分、宮崎、山口の3県を管轄)だ。長崎税関(九州西部と鹿児島を管轄)の今年の摘発件数は4件で、既に昨年を上回っている。
 来年秋には消費税が8%から10%に引き上げられる予定で、さらなる密輸増が懸念される。門司税関は「地方空港も含め、金の密輸防止へ関係各機関と連携し、手口や密輸ルートの分析を強化していく」としている。
=2018/11/16付 西日本新聞朝刊=
https://www.nishinippon.co.jp/nnp/national/article/465956/

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