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2018年11月29日 (木)

ヘリの強風で発生の落石直撃か 山梨県警ヘリ救助で死亡事故(29日)産経

 山梨県丹波山村の山中で昨年5月、県警ヘリコプターが救助活動中に遭難者の男性に岩石などが当たり、死亡した事故で、運輸安全委員会は29日、回転するヘリのローターから地表へ吹き下ろす強風「ダウンウオッシュ」により木の枝が折れたり、落石が発生したりして、男性に当たったとする調査報告書を公表した。
 事故は昨年5月14日午後1時50分ごろ発生。山中をめぐる際に足を負傷し、急斜面の深い谷に取り残された男性を引き上げるため、ヘリは現場に低速接近し、上空にとどまる「ホバリング」状態となった直後、落石などが起きた。
 報告書によると、ヘリが現場に接近した際は谷底から山の方向へダウンウォッシュが起きたが、ホバリングの直後、山から谷底へ正反対のダウンウォッシュが発生。風圧を受けた木の枝や岩石が斜面を落ち、男性にあたったとみられる。
 事故前、現場に接近しホバリングを行う似た飛行を3回行ったが、他の2回はヘリの進入角度の違いからダウンウォッシュの急変が起きなかったとみられる。
 最初のホバリングで救助隊員を降ろしたが、2回目のホバリングで事故が起き遭難者の男性と救助隊員ら3人が負傷して救助を一時中断。男性は3回目で引き上げられたが、臓器損傷による出血性ショックで死亡した。
 運輸安全委はダウンウォッシュの動きや影響には未解明の部分も多いと説明。気象条件や地形に応じた注意深い操縦を求めている。
https://www.sankei.com/affairs/news/181129/afr1811290012-n1.html

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