巧妙なフィッシングが横行するクレジット情報不正利用(4日)産経
被害が多発するクレジットカード情報の不正利用。嘘のメールを送って偽の画面を表示させて情報を抜き取ったり、インターネットショッピングサイトを攻撃して利用者情報を抜き取る巧妙な手口が横行しており、専門家は警鐘を鳴らす。
「偽造」から移行
日本クレジット協会のまとめでは、平成12年ごろから約10年間は、カードの磁気を読み取り別のカードに転写する「スキミング」で作成した偽造カードが不正利用全体の約半数を占めていた。その後は徐々に減少、今年1~6月は6.4%だった。スキミングができないICチップ入りのカードが導入されたことなどが大きな要因とみられる。
代わって台頭してきたのが、カード情報そのものを盗み取る手口だ。カードを不正利用するためには、カード番号と暗証番号が必要になり、犯人グループは双方を盗み取るためにさまざまな手口を使ってくる。
個人に対しては企業を装ってメールを送信して偽サイトにアクセスさせ、そこに記入させた情報を盗み取る「フィッシング」という手法が使われる。
情報セキュリティー会社「トレンドマイクロ」の調査では、国内から偽サイトに誘導された利用者の数は今年1~6月で約290万件と、昨年の同じ時期の約74万件から4倍近くに急増した。
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