信号倒壊で事故調査官が原因調査(10日)NHK
JR新札幌駅の構内で信号機が線路をふさぐように倒れているのが見つかったことを受けて、国の運輸安全委員会の鉄道事故調査官が10日、JR北海道本社と現場を訪れ、原因の調査を始めました。
JR新札幌駅では9日、構内に設置された高さおよそ5メートル、支柱も含めた重さがおよそ220キロの信号機が線路をふさぐように倒れているのが見つかり、千歳線は3時間近くにわたって運転を見合わせました。
その後、JRが調べたところ、信号機の根元の基礎部分と地盤のコンクリートを固定している8本のボルトがすべて抜けていたことが確認されました。
国の運輸安全委員会は今回の事態を事故になりかねない「重大インシデント」と認定し、鉄道事故調査官2人を札幌市中央区にあるJR北海道の本社に派遣して原因の調査を始めました。
JRによりますと、本社を訪れた調査官は倒れた信号機を発見した運転士などに1時間ほど聴き取りを行ったということです。
その後、調査官はJRの安全管理の担当者と一緒に信号機が倒れた現場に向かい、支柱が設置されていた根元の基礎部分や信号機などを確認していました。
10日の現地調査について、運輸安全委員会の村田和三統括鉄道事故調査官は「信号機が土台から抜けて倒れていたので信号機の根元がどうなっているのか注目した。きょうの調査では信号機と土台をつなぐ『アンカーボルト』8本がすべて抜けて信号機の根元についているのが確認できた」と話しました。
そのうえで「ボルトが土台から抜けた原因については今後、信号機の設置方法などをJRの担当者から確認するなどしておおむね1年をめどに結果を公表したい」と話していました。
https://www3.nhk.or.jp/sapporo-news/20181110/0005566.html
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