警視庁管内体感治安レベル2
首都東京体感治安(23、24日 単位・レベル)
治安再生は道なかば?
【治安うんちく】
刑法犯の認知件数が戦後で最も少なかった平成29年より、さらに低い数字で推移していることが警察庁のまとめで分かった。
警察庁によると今年10月現在の刑法犯認知件数は68万4237件で前年より8万3639件の減少。年間認知件数が最も少なかった平成29年の91万5042件より、さらに少ないペースだ。
大きな特徴は窃盗犯や知能犯などほとんどが減少しているのに対して凶悪犯だけが増加していることだ。
8万件も減らした大きな要因は窃盗犯の減少。前年より6万1605件減の48万8391件だった。さらに、知能犯は同3667件減の3万4965件、粗暴犯は同1240件減の4万9438件と続くが、凶悪犯は同93件増加して4129件だった。さらに占有離脱物横領や住居侵入などのその他刑法犯も1万6628件も減っている。
殺人や強盗、放火、強制性交などの凶悪犯の増加は国民に与える不安が大きいだけに、残念である。
しかし、戦後最悪だった平成14年には認知件数が285万件を記録したが同16年からの治安再生は道半ばだが見事に功を奏しているようだ。
全国25万人の警察官の努力の賜だが、全国に4万8160団体(平成28年現在)の防犯ボランティア団体の協力もまた大きな力になっている。
しかし、まだ一部では個人情報やプライバシーなどで協力が得られていない部分もあり、外国人犯罪、特にテロ対策としては完全とは言えない。
東京体感治安は「レベル2(ブルー)」とする。
詐欺劇場 おれおれ詐欺の注意を呼びかける映像
警視庁は同様の被害が1億2000万円に上るとみて調べている。
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