警視庁管内体感治安レベル2
首都東京体感治安(21、22日 単位・レベル)
日本ではありえないが…
【治安うんちく】
米国でとんでもない事態が起きている。中米メキシコの南西部ゲレロ州のアカプルコ警察だ。警察を軍が急襲して警察官を一斉に武装解除してしまった。治安の維持は警察から軍に変わったのだ。
理由は同地域の特異性にある。報道によるとアカプルコは南米コロンビアから密輸されるコカインの中継地になっているばかりか、ヘロインの原料となるケシが各地で栽培されているなど犯罪組織が暗躍しており、しかもその組織は警察官を抱き込むなど警察組織に浸透して地域支配を強めていると言うのだ。
こうした現象は、アカプルコだけではない。2006年から始まった政府と麻薬カルテルとの間の「麻薬戦争」が激化したため、その地域の治安維持のために政府は軍を投入しているという地域もあるというのだ。日本では考えられないことだが…
そのアカプルコで問題になったのが薬物のひとつ「コカイン」だ。常用すると散瞳や幻覚症状などをおこすばかりではなく中毒症状を起しやすい薬物で、麻薬及び向精神薬取締法の対象になっている。そのコカインの検挙件数が増加している。
警察庁によると今年上半期のコカインの検挙件数は233件、検挙人員は111人で前年より件数で49件、人員で26人も増えている。
平成25年の検挙件数は97件だったが、26年には144件になるなど年々増加している。そして29年は過去5年間で最悪の392件と25年の約4倍に増加した。さらに今年は上半期だが、29年の上半期の数字より49件も増えている。
最近は、薬物の密輸で良くの外国人が逮捕されているが、組織が関与しているとすれば放置できない。覚醒剤や大麻に次ぐ〝第3〟の麻薬にしてはいけない。
東京体感治安は「レベル2(ブルー)」とする。
偽電話詐欺2150万円被害 福岡県大木町の女性(21日)西日本
https://www.nishinippon.co.jp/nnp/national/article/467173/
偽電話で2ヶ月間に260回にわたり、約2150万円も振り込んでしまった64歳の女性がいた。福岡県大木町の64歳の女性の携帯に届いた「2億円の支援をしたいという人がいる。手続き費用などを払えば、確実に2億円を受け取ることができる」というメールを信じて被害に遭った。詳細な文言が分からないので論評を加えるのを控えるが、「億円」という単位に疑問を感じなかったのか…相談できる人はいなかったのか…これが詐欺被害の実態なのかもしれない。
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