警視庁管内体感治安レベル2
首都東京体感治安(19、20日 単位・レベル)
えっ!保釈?
【治安うんちく】
青森県警が、閉店後の理美容室に侵入し金品を盗もうとしたとして、塗装作業員の男(25)を逮捕した。実は、この男は窃盗などで逮捕されている兵庫県加古川市の20代の無職男2人の仲間。2人は逮捕されていながら処分保留で釈放されている。なんで釈放されたの?捜査の詰めが甘かったのかね。
北海道と青森、岩手両県で10件以上の同様の窃盗被害が確認されており、3道県警と兵庫県警が共同で捜査している最中で、釈放なんてとんでもない。釈放した検察はもっと勉強せい!
警察庁によると今年9月現在の侵入盗の認知件数は4万6469件で前年より8478件の減少。検挙率は58.4%で同6.7ポイントもアップしている。秋田と高知は発生が1件もなかった。
ランキングは東京の164件、大阪の114件、福岡の71件、兵庫の68件、愛知の52件と続く。
アップしている検挙率は三重の146.7%をトップに愛媛の140%、奈良と長崎の120%のほか青森、福井、熊本など10県が100%もあった。
低かったのは秋田、山口の各50%、岩手の60%、徳島の66.7%、兵庫の67.6%などで、低くても半数は検挙している。
実は、侵入盗にかぎらない窃盗犯の起訴率が落ちている。昭和56年から続いていた50%台が平成16年に47.9%と40%台になってしまった。
起訴のハードルが高くなっているのか?まさか「捜査力の低下」ではあるまいに…
首都東京体感治安は「レベル2(ブルー)」とする。
詐欺劇場
★犯罪収益引き出したナイジェリア人ら逮捕、警視庁(19日)産経
https://www.sankei.com/affairs/news/181119/afr1811190012-n1.html
振り込め詐欺とは違うが「詐欺」の国際化が、より現実味を帯びてきた。海外の企業から輸出代金を装ってタイの企業からだまし取った約300万円を同国の銀行から仙台市の銀行口座に送金させていたナイジェリア国籍の男(50)が組織犯罪処罰法違反(犯罪収益隠匿)で警視庁に逮捕された。
警視庁は昨年にも詐欺に利用されている〝道具〟である銀行の預金通帳やキャッシュカードを日本人の詐欺グループに供給していたとしてベトナム人4人を逮捕している。
こうした流れをみると裏社会における外国人犯罪組織の暗躍が現実のものとなった。
★横浜の60代女性 1300万円詐欺被害(19日)産経
★詐欺受け子の男「借金払えず、貸金業者が指示」(18日)読売
★暴力団立件、ハードル高く=証拠残さず非組員使う-特殊詐欺、「資金源」に(17日)時事
★最高裁、詐欺受け子を逆転有罪か 「中身知らず」と主張(16日)共同
★電子マネー詐取疑い再逮捕 全国で1億4千万円被害か(12日)産経
★(守る・防ぐ)詐欺かも?AIが判断し警告 ATM操作…携帯電話・マスクやサングラス姿【名古屋】(10日)朝日
★架空請求詐欺 3800万円被害(10日)NHK
★「銀行協会職員」かたり詐欺未遂容疑、16歳少年を逮捕(9日)朝日
★受け子が「中身知らず無罪」の判決見直しか 最高裁(6日)産経
★「1億円当選です」電子ギフト1600万円分を詐取される(5日)産経
★弁護士装う69歳、振り込め摘発で目立つ高齢者(2日)読売
★特殊詐欺振込先のカード譲渡疑い女逮捕 「融資受けるため」(31日)京都
★夫供述“詐欺グループに家族の仕事を依頼”(2日)TBS
★家族3人で特殊詐欺に加担、無関係の長男取材に応じる(1日)TBS
★運転免許証偽造し他人名義の口座開設しようとした疑い、20代の女逮捕(30日)TBS
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