警視庁管内体感治安レベル2
首都東京体感治安(1、2日 単位・レベル)
批判の効果は?
【治安うんちく】
大分県警の20歳代の男性巡査が9月中旬、職務質問中に少年(10歳代)にけがを負わせたとして、特別公務員暴行陵虐致傷容疑で地検に書類送検され、巡査は依願退職した。「けがを負わせた」と言っても、職務質問中であり、公務の執行中の出来事。
さらに、埼玉県川越市内で、職務質問中に暴れた男を警察官5人で押さえ込んだら、男は容態が急変して死亡した。これも制圧して逮捕するための職務執行。死因は急性循環不全だったという。
交番では拳銃を奪うために襲われるなど命の危険にさらされることの多い仕事。命をかけて国民の生命と財産を守る警察官。暴れる人間を制圧しないで逃げらても放置しろというのか?
今、パトカーが暴走車両を追うのも、ある程度までの速度以上は止めなければなない。追っていた車が事故を起こすことに配慮するためなのだという。
なにか「事」がある度にマスコミにバッシングされ、処分を受ける―こんなことで警察官が、仕事に対する情熱を失ったらどうする?組織はひとつしかないのだ。
アメリカで警察が一時、「ダーティハリー症候群」なる事態に陥ったことがあった。諸説があるが、突然の事件に遭遇して緊張状態になった警察官が、自らをたくましく見せようとするあまり過度の暴力をふるってしまうことだという。過激になると「警察官は正義の執行者」を自任して、「悪党に生きている資格はない」と、勝手に判断し現行犯人をたとえ微罪でも射殺してしまうことだと言う解釈もある。
あのアメリカ映画の「ダーティハリー」の主人公・ハリー・キャラハンが正義の名のもとに犯罪者を自ら処刑してしまうことにあやかったもの。
悪い者を処罰するのか?あるいは放置して好き勝手にさせるのか?
どちらを選ぶかは勝手だが、「命をかけて国民を救う」行為に水を差す批判はするべきではない。どうしてもと言うなら「自分の身は自分で守れ」となる。そうなれば、ひとり一人が武器を持つことになるだろう。
東京体感治安は「レベル2(ブルー)」とする。
★家族3人で特殊詐欺に加担、無関係の長男取材に応じる(1日)TBS
http://news.tbs.co.jp/newseye/tbs_newseye3512313.html
家族で特殊詐欺を働いていたとして警視庁に逮捕された。一家は4人で、逮捕容疑は福井市の80歳の女性に証券会社の社員などを装って電話をかけて約1050万円をだまし取った。逮捕されたのは埼玉県ふじみの市の男(52)とその妻(52)、そしてその娘(22)。長男は無関係だという。妻と娘はだまし取った金の運び役だった=TBS
家族の〝当たり屋〟は聞いたことがあるが、「詐欺一家」は聞いたことがない。
★運転免許証偽造し他人名義の口座開設しようとした疑い、20代の女逮捕(30日)TBS
★特殊詐欺アジト、摘発逃れ狙い「移動型」に 民泊・駐車場… (31日)日経
★脱・固定電話が特殊詐欺の特効薬?「すすめるわけには…」神奈川県警ジレンマ(29日)産経
★特殊詐欺被害を防げ、ATM前に路面シートで注意呼びかけ(27日)TBS
★特殊詐欺、逮捕者半数が報酬なし 神奈川県警が調査(27日)共同
★高齢女性から101万円だまし取る 容疑の少年逮捕(26日)産経
★特殊詐欺未遂容疑で3人逮捕(25日)産経
★オレオレ詐欺「受け子」20人差配か…3人逮捕(24日)読売
★区の職員装いカード詐取の疑い、少女逮捕(23日)TBS
★高齢者が2千万円詐欺被害 警官名乗る男に渡す 新潟県警が捜査(20日)産経
★100万円受け取り直後、隣人見とがめ戻させる(21日)読売
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