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2018年10月13日 (土)

「天神」守るボスは私 女性初の警部交番所長・西村さん 犯罪発生県内最多の街「ほっとできる場に」(13日)西日本

部下と談笑する天神警部交番所長の西村仁美警部(右)
九州一の繁華街、福岡市・天神を管轄する福岡中央署天神警部交番で、初の女性交番所長が奔走している。今春就任した西村仁美警部(44)。市民に身近な存在であると同時に、増加する観光客には街の“顔”でもある交番。「落とし物一つでも訪れる人には一大事。相手の立場になり、ほっとできる場所にしたい」。母のような優しいまなざしで、天神の街を見守る。
 西鉄福岡(天神)駅や商業施設に囲まれた警固公園の一角に、交番はある。道案内、落とし物、交通違反…。昼間は観光客や外国人が立ち寄り、宵となれば酔っぱらいのトラブルが舞い込む。管内の犯罪発生件数は県内最多で、落とし物の届け出は50件を超える日もある。
 「変化が激しい街だけに、発生する犯罪も日々変わる。柔軟な対応を心掛けている」と語る西村さん。
 県内最大規模の交番トップとして34人の警察官を束ねる一方、同署管内の計10交番を統括する。夜は、地域住民や企業などとの会合に顔を出し、天神地区の地域づくりにも関わる。
 大学卒業後、1996年に警察官を拝命。少年課など生活安全分野を歩み、2015年から2年間は、県警で初めて県児童相談所に派遣された。児童虐待を受けた子どもの苦しみに向き合い「弱い立場の人の声なき声を聴くことのできる警察官でありたい」と思いを新たにした。
 県警によると、企業の課長職に当たる警部の中で女性の割合は1・3%(今年4月現在)と、民間企業の女性管理職の平均を大きく下回る。そうした中、「英語やフランス語に堪能で、人望も厚い」(県警幹部)と西村さんの評価は高い。
 私生活では2児の母でもある。巡査部長の昇任試験は第1子を妊娠中に受験し、制服が入らないほど大きなおなかで臨むなど“前例のない経験”を重ねてきた。「周りの理解と支えがあったから挑戦することができた」。
 交番は高校や大学を卒業したての新人が多く配置され、若手の相談に乗ることもしばしば。「多くの人と交流して、相手の思いや痛みが分かる警察官になって」と声を掛ける。
 繁華街イコール危ない街にはしたくない。「犯罪の芽を摘み、昼夜を問わず安心できる天神にしたい」。柔らかな空気をまとい、きょうも駆け巡る。=2018/10/13付 西日本新聞夕刊=https://www.nishinippon.co.jp/nnp/national/article/457286/

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