警視庁管内体感治安レベル2
首都東京体感治安(13、14日 単位・レベル)
凶悪犯が増えている
【治安うんちく】 刑法犯認知件数が減少傾向にあるのに強制性交や強盗など凶悪犯が増えている。
警察庁によると今年9月現在の刑法犯認知件数は60万8240件で、戦後最も少なかった昨年の同期より8万1390件の減少。
窃盗犯が5万2629件と最も減らして認知件数は43万3744件になった。全刑法犯の6割を占めているだけに、この減少は全体を左右している。
驚きは詐欺犯などの知能犯が前年より3621件も減り、3万1219件になったこと。その要因は現在、国民挙げての抑止に必死になっている詐欺が3429件も減少して2万8216件になったことだが、それでも2万件を超えている。
その他、暴行、障害などの粗暴犯が1532件減の4万4103件、風俗犯が539件減の6880件、その他の刑法犯も1万6258件も減らしている。
問題は凶悪犯。前年より89件増加して3686件になった。最も増えたのは強制性交で153件増加の977件になり、強盗も48件増の1389件。ただし、放火は69件も減らして659件になっているほか、今年7月から減少傾向に転じている殺人も43件減らして661件になったのがせめてもの救いだ。
認知件数のランキングは東京が8万4466件、大阪が7万2329件、埼玉が4万4340件、愛知が4万1324件、千葉が3万4744件と続いた。
8万件も減らした要因となったのは認知件数の多い東京が-9024件、大阪が-8981件、愛知が-8547件など。
認知件数の減少は国民の協力の賜(たまもの)だが、防犯カメラや車載のドライブレコーダーなどの抑止力は捨てがたい。残り3カ月あるが、さらなる認知件数の抑止に期待したい。
首都東京体感治安は「レベル2(ブルー)」とする。
今、東京でこんなアポ電が多くなっている。
★市の職員をかたって電話。『自宅に保険料の滞納通知が届いているか?』としたあと、手続きと言って口座番号と暗唱番号を聞き出す。
★大手の百貨店の店員をかたり電話。『貴方のカードで買い物をした人がいる』。そしてこの後、警察をかたり電話があり、キャッシュカードを預かりに来る。(13日)警視庁メール
★息子かたる詐欺、まず前日夜に「探り」の電話(10日)読売
★高齢者の特殊詐欺被害防止へ 群馬4信金が振り込み制限年齢を65歳以上へ引き下げ(10日)産経
★特殊詐欺関与の疑いで山口組総本部を家宅捜索 1人を指名手配 警視庁(9日)産経
★高齢者の詐欺被害対策、新宿区の誤算 4割が協力拒否(8日)日経
★振り込め詐欺被害の高齢者 被害防止を呼びかけ(8日)NHK
★栃木県警、タクシー業界と「受け子手配書」作製(6日)産経
★被害女性からさらに400万円詐取未遂か、中国籍の男逮捕(7日)TBS
★詐欺被害防止へ 防犯教室(7日)NHK
★中3が“弁護士の秘書”かたり特殊詐欺未遂 容疑で大阪府警逮捕(6日)産経
★詐欺グループ逮捕 拠点に監視カメラ 摘発逃れか(4日)NHK
★還付金詐欺 東京・中野区の75歳男性が3千万円被害(3日)産経
★「道具屋」暗躍、口座やカードを詐欺集団に売却(3日)読売
★だまし取ったカードで100万円引き出す 「受け子」グループのリーダー逮捕 警視庁(2日)産経
★「オレオレ詐欺」被害急増 福岡都市圏で 高校同窓会名簿が流出か(30日)西日本
★76歳女性が2千万円被害 架空請求詐欺で 宇都宮(30日)産経
★転売目的でスマホ詐取か、詐欺の疑いで3人逮捕(29日)TBS
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