カタールの専門家「日本政府と緊密に連携 極秘で交渉」(26日)NHK
シリアで拘束されていたフリージャーナリストの安田純平さんの解放をめぐり、重要な役割を果たしたとされるカタールのテロ対策の専門家はNHKの取材に対し、「日本政府と緊密に連携し、失敗のおそれがあるため交渉は極秘で進められた」と述べ、日本政府の依頼を受けて、水面下の交渉があったとの見方を示しました。
安田さんの解放をめぐっては、トルコとともにシリアの反政府勢力に影響力を持つカタールが重要な役割を果たしたとされています。
これについて、カタールを代表するテロ対策や治安情報の専門家、ジャビル・ハラミ氏が首都ドーハでNHKの取材に応じました。
この中で、ハラミ氏は解放交渉について「カタールは日本政府と緊密に連携し、失敗のおそれがあるため交渉は極秘で進められた」と述べ、日本政府の依頼を受けて、水面下の交渉があったとの見方を示しました。
また、「身代金を支払ったとしても掛けがえのない人命が守られるのであれば、それは全く問題ない」と述べ、カタールから身代金の支払いがあった可能性を指摘しました。
そのうえで、安田さんが拘束されていたシリア北西部のイドリブ県で、今月、反政府勢力に対するアサド政権の総攻撃を回避するため、非武装地帯が設けられたことに触れ、「トルコがこの機会を捉えて、あらゆる勢力への働きかけを強めた結果、解放に至った」と述べ、イドリブ県をめぐる情勢の変化も大きな転機となったとの見方を示しました。
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20181026/k10011686381000.html?utm_int=news_contents_news-main_001
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