警視庁管内体感治安レベル2
首都東京体感治安(30、31日 単位)
かけ忘れに注意
【治安うんちく】
刑法犯全体の検挙率を引き下げている大きな要因のひとつが自転車盗。年々減少し続けているが…
警察庁によると今年9月現在の自転車盗の認知件数は13万5467件で、前年に比べて1万9620件の減少。検挙率は5.8%で同0.3ポイントの減少。盗難被害に遭う場所としては駅などの駐輪所をはじめ商業施設周辺などの道路上などがあげられている。
警察では「駐輪場に置いたからといって安心してはいけない」と施錠を呼びかけている。
この自転車盗の年間推移を見ると平成13年は52万1801件だったが年々減少して同20年には39万5495件になり、さらに減り続けて同29年には20万5381件と過去17年間で最も少なかった。
自転車盗の諸悪の根元は無施錠だが、歩いていると路上にカギをかけていない自転車も見かける。国土交通省の今年3月現在の全国の放置自転車数のランキングは東京の1万5949台をトップに愛知の9406台、神奈川の7530台、大阪の7130台、北海道の4529台と続く。
都市別のランキングは平成29年の数字になるが名古屋市の7430台、横浜市の4984台、札幌市の4529台、大阪市の4082台、神戸市の2835台。これに東京・千代田区の2664台、渋谷区の1955台、台東区の1768台と続く。
平成13年以降で検挙率が最も高かったのは16年の8.1%で、その後も1桁台が続き最も低かったのは25年の5.5%。そして29年が6.4%と回復傾向にはあるのだが…なんで?と言えば、はっきり言って「自転車泥棒で警察は捜査をしない」。犯罪は犯罪だが世の中にはもっと重大な事件がある。
最近はネットで加入できる自転車盗難保険もあるようだが、保険に入る前に「施錠」を忘れないことだろう。
首都東京体感治安は「レベル2(ブルー)」とする。
脱・固定電話が特殊詐欺の特効薬?「すすめるわけには…」神奈川県警ジレンマ(29日)産経
https://www.sankei.com/affairs/news/181029/afr1810290036-n1.html
振り込め詐欺などの特殊詐欺を防ぐため、全国の警察や金融機関などが対策に躍起になっているなかで、こんな議論が出ているという。
振り込め詐欺など特殊詐欺の被害者はお年寄りが多く、しかも名簿を入手して自宅の固定電話にかけてくることから、神奈川県警の担当者は「高齢者家庭の通信手段を固定電話から携帯電話のみに切り替えてもらう」という方法を推奨する。しかし、県警内でも異論が出ているというが…
★特殊詐欺被害を防げ、ATM前に路面シートで注意呼びかけ(27日)TBS
★特殊詐欺、逮捕者半数が報酬なし 神奈川県警が調査(27日)共同
★高齢女性から101万円だまし取る 容疑の少年逮捕(26日)産経
★特殊詐欺未遂容疑で3人逮捕(25日)産経
★オレオレ詐欺「受け子」20人差配か…3人逮捕(24日)読売
★区の職員装いカード詐取の疑い、少女逮捕(23日)TBS
★高齢者が2千万円詐欺被害 警官名乗る男に渡す 新潟県警が捜査(20日)産経
★100万円受け取り直後、隣人見とがめ戻させる(21日)読売
★JTB子会社元社員を詐欺容疑で再逮捕、逮捕は3度目(19日)TBS
★「被害者救済番組に出演を」…女性また詐欺被害(18日)読売
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