警視庁管内体感治安レベル2
首都東京体感治安(28、29日 単位・レベル)
暴力団の財政は?
【治安うんちく】
暴力団員が「用心棒になってやる」と金銭を求めていたとして神奈川県公安委員会は24日、指定暴力団稲川会系の組員の男(33)に、暴力団対策法に基づく再発防止命令を出した。組員の男は横浜市内のマッサージ店経営者に「月5万円で何かあったら守ってやるから」などと言って用心棒料を要求していたもので、県警はこれまで2回にわたり中止命令を出していた。
ようするに「めかじめ料」だが、暴力団排除条例の制定で取締が厳しくなっており、死語だと思っていたら呆れた組員がいたものだ。それにしても資金源の遮断は、そこまで追いつめているとは…
暴力団の不当な要求行為に対して暴力団対策法に基づくものとして警察の中止命令があるが、都道府県の公安委員会が発出する行政命令に「再発防止命令」がある。この発出は、1年以内に類似行為をすれば逮捕され、罰金だけでなく懲役刑もある。
警察庁によると今年上半期(1~6月)に発出された中止命令は778件で前年同期より3件の減少。このうち用心棒料等要求行為に対する中止命令は207件。神奈川県公安委員会が発出して再発防止命令は5件だった。
今年9月現在の取締状況では暴力団の刑法犯検挙件数は1万3427件で前年同期より-1294件。最も減少したのは-696の窃盗で件数は7347件。逆に増加したのは賭博で+10件の70件。
一方、特別法犯の検挙件数は6765件で同-639件。覚醒剤取締法が261件も減り4664件になった。逆に増えたのは大麻取締法が+32件で789件になっている。
暴力団による賭博の増加―カジノを含む統合型リゾート法も成立しており、懸念される事犯ではある。
首都東京体感治安は「レベル2(ブルー)」とする。
»特殊詐欺被害を防げ、ATM前に路面シートで注意呼びかけ(27日)TBS
http://news.tbs.co.jp/newseye/tbs_newseye3507425.html
東京都内で特殊詐欺の被害が過去最悪のペースとなる中、警視庁は、JR三鷹駅近くの銀行のATM前などに詐欺の被害を警告する路面シートを貼った。 シートには「電話の相手は詐欺犯人」などと書かれており、貼ったのは駅前の8か所。
都内では今年に入ってからの特殊詐欺の被害が65億円を超えていて、警視庁は「だまされたとしても、このシートを見て足を止めてほしい」としている。
★特殊詐欺、逮捕者半数が報酬なし 神奈川県警が調査(27日)共同
★高齢女性から101万円だまし取る 容疑の少年逮捕(26日)産経
★特殊詐欺未遂容疑で3人逮捕(25日)産経
★オレオレ詐欺「受け子」20人差配か…3人逮捕(24日)読売
★区の職員装いカード詐取の疑い、少女逮捕(23日)TBS
★高齢者が2千万円詐欺被害 警官名乗る男に渡す 新潟県警が捜査(20日)産経
★100万円受け取り直後、隣人見とがめ戻させる(21日)読売
★JTB子会社元社員を詐欺容疑で再逮捕、逮捕は3度目(19日)TBS
★「被害者救済番組に出演を」…女性また詐欺被害(18日)読売
★会員登録解除口実に全国で4千万円詐取か、詐欺容疑で男4人逮捕(10日)TBS
★医者→長男→警備員→上司の電話…1300万円詐欺被害(14日)朝日
★息子かたる詐欺、まず前日夜に「探り」の電話(10日)読売
★特殊詐欺関与の疑いで山口組総本部を家宅捜索 1人を指名手配 警視庁(9日)産経
★高齢者の詐欺被害対策、新宿区の誤算 4割が協力拒否(8日)日経
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