警視庁管内体感治安レベル2
首都東京体感治安(27、28日 単位・レベル)
あ~恐ろしや街頭犯罪
【治安うんちく】 昨日(26日)夜、「新宿駅西口近くで催涙スプレーか、男が逃走」の見出しで「東京のJR新宿駅西口近くで男が催涙スプレーのようなものをまいて逃げ、少なくとも4人が病院に運ばれました。警視庁が男の行方を追っています」
の第1報を見て、「テロか」と肝を冷やした。ところが、一夜明けたニュースは、場所が金券ショップで、男性店員とトラブルになった男がスプレーをまいたということが分かった。年末に向かって慌ただしくなると街頭犯罪も多くなる。
警察庁によると今年9月までの街頭犯罪の認知件数は20万3623件で、それでも前年同期に比べて3万5901件の減少。換算すると1日当たり745件発生している。
主な罪種をみると最も多いのは暴行で9468件、傷害が6390件、強制わいせつが2214件、恐喝が516件など。
ランキングは大阪が3万3251件、東京が3万0715件、埼玉が1万7742件、神奈川が1万2985件、愛知が1万2662件と続く。
全体的に減少しているのに増えた県があった。群馬が+144件で2357件になり、福井が+49件で649件だった。最も減少したのは東京の-5667件、大阪の-3932件、神奈川の-2547件など。
これに対して検挙率が極めて低く11.1%で前年より0.2ポイント下がった。ランキングは奈良の37.5%、三重の37.3%、富山の28.8%、山形の28.4%、座の26.7%と続いた。
低かったランキングは埼玉の6.1%、東京の7.2%、京都の7.4%、大阪の7.9%、宮城の8.4%など。
何度も書くが、街頭犯罪こそ被害者にとっては不運な事件はない。たまたま、そこにいただけで被害に遭うのだから恐ろしいものだ。
東京体感治安は「レベル2(ブルー)」とする。
特殊詐欺、逮捕者半数が報酬なし神奈川県警が調査(27日)共同
https://this.kiji.is/428632379306247265?c=39546741839462401
報酬はもらえず、代償は高い―。特殊詐欺事件の逮捕者の半数以上が詐欺グループ内で約束された報酬を得ていないことが27日、神奈川県警が逮捕した容疑者らを対象に実施した調査で分かった。「大学をやめた」「離婚した」との回答もあり、加担したことを後悔している実態が浮かび上がった。
ほとんどが「受け子」と呼ばれ、被害者から金などを直接受け取る組織末端の役割。詐欺グループに加わる若者は増加傾向にあり、実態を明らかにすることで歯止めをかける狙いがある。県警は「少額すらもらえずに切り捨てられる」と警告している。
★高齢女性から101万円だまし取る 容疑の少年逮捕(26日)産経
★特殊詐欺未遂容疑で3人逮捕(25日)産経
★オレオレ詐欺「受け子」20人差配か…3人逮捕(24日)読売
★区の職員装いカード詐取の疑い、少女逮捕(23日)TBS
★高齢者が2千万円詐欺被害 警官名乗る男に渡す 新潟県警が捜査(20日)産経
★100万円受け取り直後、隣人見とがめ戻させる(21日)読売
★JTB子会社元社員を詐欺容疑で再逮捕、逮捕は3度目(19日)TBS
★「被害者救済番組に出演を」…女性また詐欺被害(18日)読売
★会員登録解除口実に全国で4千万円詐取か、詐欺容疑で男4人逮捕(10日)TBS
★医者→長男→警備員→上司の電話…1300万円詐欺被害(14日)朝日
★息子かたる詐欺、まず前日夜に「探り」の電話(10日)読売
★特殊詐欺関与の疑いで山口組総本部を家宅捜索 1人を指名手配 警視庁(9日)産経
★高齢者の詐欺被害対策、新宿区の誤算 4割が協力拒否(8日)日経
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