警視庁管内体感治安レベル2
首都東京体感治安(26、27日 単位・レベル)
大麻の検挙件数が増加
【治安うんちく】
米国のカリフォルニア州から乾燥大麻2キロ(1200万円相当)を密輸した東京・足立区の29歳の男が警視庁に逮捕された。男は大麻を梱包用のテープの芯に隠して、ぬいぐるみやキャンディーと一緒に航空便で送ったが、江東区にある東京税関の検査場で発見された。この情報で、荷物の送り先の練馬区のマンションの空き部屋を張り込んでいたところ、少年があらわれたため逮捕して男が浮上したという。
警視庁は大量の覚醒剤をろうそくに練り込んで中国から密輸したとして、43歳の男ら2人を逮捕しているが、実は覚醒剤の検挙件数が減っているのに対して大麻の検挙が増加している。
警察庁によると今年9月現在の特別法犯の検挙件数は5万2187件で前年より143件の減少。最も検挙件数が多かったのは覚醒剤取締法の9732件。次いで迷惑防止条例が6367件、軽犯罪法が5980件と続くが、入管法が前年より460件も増えて3538件だった。
今回の警視庁の逮捕だが、実は大麻入りのケーキなどの菓子を米国から密輸しようとしたとして、新聞記者(46)が神戸税関から神戸地検に告発される事件があった。
大麻は密輸ばかりではなく国内での栽培による摘発も多い。最近では大分県杵築市の外科医師(45)が大麻取締法違反で逮捕されたり、大麻取締法違反で逮捕された茨城県土浦市の32歳と28歳の妻はビニールハウスで栽培し、トラック2台分が押収されている。
その増加傾向の大麻の今年9月までの検挙件数は3230件で前年より597件も増えている。
年間推移をみると、平成15年が2770件と2000件台で推移していたが同16年に3007件と3000件台に増加。以降、平成21年まで3000件台で推移。25年に2055件と最も少なかったが、以降、増加し続けて29年には3907件と過去17年で最も多かった。そして今年はさらに増えている。
一方、覚醒剤は平成13年の2万4795件以降、減り続けてついに29年は1万4065件と最も少ない数字となり、覚醒剤と大麻の増減は逆転した。
ところで、その大麻だがカナダは国内での嗜好(しこう)品としての所持・使用を合法化する動きがあるという。合法化されれば南米ウルグアイに続き2カ国目となるという。
国によって使用して良い大麻もあればダメな大麻もあるのかな?理解できない。
東京体感治安は「レベル2(ブルー)」とする。
詐欺劇場
高齢女性から101万円だまし取る 容疑の少年逮捕(26日)産経
https://www.sankei.com/affairs/news/181026/afr1810260024-n1.html
千葉県市原市の77歳の女性に電話で「電車で寝ていたら、網棚に置いていたかばんを盗まれた。振り込まないと契約ができない」「上司が300万円を工面したから150万円が必要だ」として現金101万円をだまし取った事件で同市内の18歳の無職の少年が警視庁に逮捕された。
逮捕が劇的だった。警視庁の遊撃特別警ら隊員が、JR秋葉原駅構内のコインロッカー付近で携帯電話を見ながら紙袋をロッカーに入れようとする少年を発見した。不審に思った隊員が事情を聞き、紙袋を見ると現金が入っており、「高齢者から受け取った現金だ」と説明した。警視庁は「受け子」と見ている。
★特殊詐欺未遂容疑で3人逮捕(25日)産経
★オレオレ詐欺「受け子」20人差配か…3人逮捕(24日)読売
★区の職員装いカード詐取の疑い、少女逮捕(23日)TBS
★高齢者が2千万円詐欺被害 警官名乗る男に渡す 新潟県警が捜査(20日)産経
★100万円受け取り直後、隣人見とがめ戻させる(21日)読売
★JTB子会社元社員を詐欺容疑で再逮捕、逮捕は3度目(19日)TBS
★「被害者救済番組に出演を」…女性また詐欺被害(18日)読売
★会員登録解除口実に全国で4千万円詐取か、詐欺容疑で男4人逮捕(10日)TBS
★医者→長男→警備員→上司の電話…1300万円詐欺被害(14日)朝日
★息子かたる詐欺、まず前日夜に「探り」の電話(10日)読売
★特殊詐欺関与の疑いで山口組総本部を家宅捜索 1人を指名手配 警視庁(9日)産経
★高齢者の詐欺被害対策、新宿区の誤算 4割が協力拒否(8日)日経
★振り込め詐欺被害の高齢者 被害防止を呼びかけ(8日)NHK
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