「五輪チケットあげる」メール詐欺か (6日)日経
「2020年の東京五輪のチケットを無料でプレゼントする」などと書いたうそのメールを送って偽サイトに誘導し、金銭や個人情報を盗もうとするフィッシング詐欺が9月から日米を標的に始まったとみられることが6日、シンガポールの情報セキュリティー企業「アントゥイット」の分析で分かった。これまで具体的な被害は表面化していない。
大会組織委員会は「詐欺被害を防ぐため、チケットは販売前だと周知している。フィッシング詐欺も想定しており、情報収集と注意喚起を続ける」とコメントした。
アントゥイットによると、詐欺に関与しているとみられるハッカー集団は8月ごろから、通常の検索エンジンでは見つからない「ダーク(闇)ウェブ」上で手順を議論。
メールアドレスや偽サイトのURLに「tokyo2020」など、だましやすいものを使うことや、メールの文面案を話し合っていた。9月に入ってからは「日米の約17万人に対する攻撃を始めた」との書き込みがあった。複数回の攻撃を仕掛けるとしている。
機械翻訳されたような日本語のメール文面も見つかり「チケットは無料で、6万8千円分のギフト券もプレゼント」との内容が書かれていた。
偽サイトを開くとウイルスに感染し、パソコンやスマートフォンの中の情報が外部に送られる。情報は銀行口座から金銭を引き出したり、別のサイバー攻撃に使う情報を探すのに使われたりするとみられる。
アントゥイット日本法人バイスプレジデントの五十嵐修平氏は「やりとりの内容から、ハッカー集団は中国系である可能性が高い。世界の注目を集める東京五輪をターゲットにした攻撃は、今後も続くだろう」と注意を呼び掛けた。〔共同〕
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO35045040W8A900C1CR0000/
« 関西空港 あすから一部の便で運航再開へ(6日)NHK | トップページ | 群馬・太田のラブホテル強盗 共犯の男を逮捕(6日)産経 »
「裁判」カテゴリの記事
- 元警視庁SP、傷害で無罪判決 痴漢疑われ逃走、東京地裁(26日)共同(2021.02.26)
- 組トップに4億円の賠償命令 特殊詐欺で使用者責任認める(26日)共同(2021.02.26)
- 元警視庁SP、傷害で無罪判決(26日)日経(2021.02.26)
- 「iPhone発火で2人死亡」アップル日本法人を提訴(25日)朝日(2021.02.25)
- 孔子廟に土地無償提供は「違憲」 最高裁、政教分離3例目(24日)共同(2021.02.24)
« 関西空港 あすから一部の便で運航再開へ(6日)NHK | トップページ | 群馬・太田のラブホテル強盗 共犯の男を逮捕(6日)産経 »
コメント