警視庁管内体感治安レベル２

首都東京体感治安（１０、１１日　単位・レベル）
街頭犯罪は減っているのだが…
【治安うんちく】
　いやな時代になりましたね。道を歩いていて「肩がぶつかった」や「眼つけた」などと難癖を付けて暴行を働くなどは良く聞いた事件。ところが、最近は、歩道ではなく自動車道もおちおち走れない。
　トラックを運転中の男（４１）が、前方のトラックが進路変更したとして、金属棒で殴ってけがを負わせたとして逮捕されたり、信号で停車中の乗用車に自転車をぶつけて損傷させ、挙げ句の果てには乗用車の男性に暴行した男(４８)が器物損壊と暴行の疑いで逮捕されるなどメチャクチャ。
　 さらに、さらに、なんと現職の警察官(３４)が路上で４０代女性の体を触ったとして強制わいせつ容疑で警視庁に逮捕された。
　これら街頭における暴行や傷害、強制わいせつ、器物損壊などの犯罪は減少傾向にある。
　警察庁によると今年８月現在の街頭犯罪の認知件数は１８万０５５５件で、前年同期より２万９８７３件の減少。検挙率は１１．４％だった。この低さは各県に現れており、最も高かったのでさえ三重の４０．８％だった。
　認知件数のランキングは大阪の２万９８４４件、東京の２万７１６７件、埼玉の１万５６４４件、神奈川の１万１５６４件、愛知の１万１２７４件と続いている。
　罪種別では暴行が８４７３件で前年同期より８０６件の減少。住居侵入が８７８９件で同−１３５８件、強制わいせつが１９３８件で同−２２２件、恐喝が４６８件で同−９０件と続き、器物損壊が５万２８６０件で−１万０８２０件。
　器物損壊のランキングは東京の７３５７件、愛知の４９５０件、大阪の４４０４件、埼玉の３９４９件、兵庫の３５２６件の順。
　殺人や強盗などは当然だが、「夜道でもひとりで歩ける」などと言われた日本の安全神話。減少傾向にあるとは言え、やはりなんの因果もないのに犯罪に巻き込まれる街頭犯罪も体感治安に影響を与えることは確かだ。
　首都東京体感治安は「レベル２（ブルー）」とする。

詐欺劇場

★高齢女性、銀行カードだまし取られる　埼玉で被害相次ぐ（１０）産経
http://www.sankei.com/affairs/news/180910/afr1809100040-n1.html
★携帯電話に偽メール　横浜の６０代が３３０万円特殊詐欺被害（９日）産経
★警視庁管内　振り込め詐欺に注意「市役所からの還付金詐欺」。市役所職員を騙り「医療費還付金の郵便物を出したのですが、手元にありますか？銀行口座はどこですか」
しばらくして今度は銀行職員を名乗り「キャッシュカードを交換する必要があります」「自宅に職員が取りに行きます」と言われる。(以上　メール便)
　※銀行などのＡＴＭ操作だったが、カードの「受け取り」に変わっているので注意
★「五輪チケットあげる」メール詐欺か （６日）日経
★電話詐欺：７０代男性が９１０万円被害　笛吹　／山梨
2018.09.05　地方版／山梨　21頁　(全393字)　
★偽サイト誘導、最多２９０万人　今年上半期　カード情報盗難恐れ2018.09.05　東京朝刊　26頁　第３社会　(全591字)　
★「運び屋やろうよ」詐欺集団リクルーターが勧誘か（２８日）テレビ朝日