警視庁管内体感治安レベル2
首都東京体感治安(15、16日 単位・レベル)
減少傾向にあるのだが…
【治安うんちく】
治安情勢を観察する上で指標となるのが重要窃盗犯―侵入盗、自動車盗、ひったくり、すりがある。
その重要窃盗犯の中の自動車窃盗団が摘発された。グループは1昨年から今年3月にかけて関東を中心に静岡や福島など7県で犯行を重ねていたもので、被害総額は4億9600万円余りに上るという。
全刑法犯のうち71.2%を占める窃盗犯。そのうち13.1%をこの重要窃盗犯が占めている。
認知件数のランキングを見ると全刑法犯のそれと一部が前後するものの大きな順位の変化はない。ということは、数字的にも体感的にも治安情勢を大きく左右していることになる。
警察庁によると今年8月現在の重要窃盗犯の認知件数は5万0874件で前年に比べて9113件の減少。検挙率は56.8%で同5.3ポイントのアップ。
内訳を見ると侵入盗が4万1423件、住宅対象侵入盗が2万0583件、自動車盗が5927件、ひったくりが1312件、すりが2212件だった。
重要窃盗犯と全刑法犯と比べるとランキングは次のようになる。()内は全刑法犯の認知件数と順位。
重要窃盗犯のワースト1は大阪が4596件(6万4962件の2番目)。②東京が4264件(7万5439件のワースト1)、③愛知が4176件(3万6983件の4番目)、④千葉が4030件(3万1197件の5番目)⑤埼玉が3792件(3万9295件の3番目)となっている。
一方、検挙率のランキングは奈良の100.4%を筆頭に和歌山の95.3%、三重の95.2%、山口の91.1%、青森の86.7%など。
子供のころ「嘘つきは泥棒の始まり」と戒められたが、現代は「人を見たら泥棒と思え」と言われるほど社会は悪化した。しかし「盗人を捕まえて見れば我が子なり」だけにはならないように…
東京体感治安は「レベル2(ブルー)」とする。
詐欺劇場
★息子装った男から電話 80代女性が3000万円詐欺被害(15日)NHK
http://policestory.cocolog-nifty.com/blog/cat20778300/index.html
★後を絶たない振り込め詐欺などの「特殊詐欺」の被害に待ったをかけようと、俳優の杉良太郎さんなど芸能界の有志が集まり、プロジェクトチームを立ち上げました。
★偽電話詐欺福岡で多発 2ヵ月で6000万円被害 HKT48注意呼び掛け(13日)西日本
★携帯電話に偽メール 横浜の60代が330万円特殊詐欺被害(9日)産経
★警視庁管内 振り込め詐欺に注意「市役所からの還付金詐欺」。市役所職員を騙り「医療費還付金の郵便物を出したのですが、手元にありますか?銀行口座はどこですか」
しばらくして今度は銀行職員を名乗り「キャッシュカードを交換する必要があります」「自宅に職員が取りに行きます」と言われる。(以上 メール便)
※銀行などのATM操作だったが、カードの「受け取り」に変わっているので注意
★「五輪チケットあげる」メール詐欺か (6日)日経
★電話詐欺:70代男性が910万円被害 笛吹 /山梨
2018.09.05 地方版/山梨 21頁 (全393字)
★偽サイト誘導、最多290万人 今年上半期 カード情報盗難恐れ2018.09.05 東京朝刊 26頁 第3社会 (全591字)
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