警視庁管内体感治安レベル2
首都東京体感治安(14、15日 単位・レベル)
空き家をなくせ!
【治安うんちく】
今年の春だったか我が家の前の空き家を5、6人の警察官が取り巻くという騒ぎがあった。「空き家なのに人の声が聞こえる」という110番。結局、本当の持ち主の親戚の人が家の中にいて事件性はなかった。
その時の周辺の奥さんたちは「怖いわねえ。何とかならないのかしら」と困惑していたが、先月にようやく解体して現在は空き地になっている。
人が入り込むぐらいならまだしも、放火されたりすれば近隣にも危険が及ぶ。
その現実が起きてしまった。茨城県水戸市で11日夜、空き家が全焼する火事が2件あった。当然、警察は連続不審火とみて捜査している。
火災の原因で最も多いのは放火と言われているが、その放火はここ数年減少傾向にある。
警察庁によると今年8月現在の放火の認知件数は588件で前年より50件の減少。検挙率は75.7%で、同1.4ポイントのアップ。
ランキングは大阪の77件、千葉の55件、東京の39件、埼玉の38件、神奈川と愛知の各30件と続いた。
全体的に減っているが埼玉で+17件、神奈川で+9件など一部で増加している。
一方、検挙率は石川と鳥取の各150.0%、福島の133.3%、鹿児島の125.0%、宮城の114.3%など100%超えが18県もあった。
これに対して低かったのは滋賀の25.0%、千葉の49.1%、山梨、岐阜と兵庫の各50%など。
問題の空き家だが、これも各自治体の取り組みもあるが増減を繰り返している。総務省によると平成25年の全国の空き家は820万戸。推移をみると昭和33年の36万戸から年々増加して同63年には394万戸、同58年が330万戸。そして平成に入り10年が576万戸、同20年が757万戸などとなっている。
売却予定の家や賃貸の空き家もあり、完全に無くすことはできないにしても、周辺に防犯カメラを設置するなどでして周辺住民に安心感を与える対策が必要で、それは自治体の責任だろう。
大阪府警富田林署から逃走した30歳の男はいまだに検挙されていない。こんな奴らに空き家は利用されているかも知れない。
首都東京体感治安は「レベル2(ブルー)」とする。
★振り込め詐欺に「待った」 杉良太郎さんらがチーム結成(14日)NHK
後を絶たない振り込め詐欺などの「特殊詐欺」の被害に待ったをかけようと、俳優の杉良太郎さんなど芸能界の有志が集まり、プロジェクトチームを立ち上げました。
http://policestory.cocolog-nifty.com/blog/cat20374094/index.html
★電子マネー5800万円分だまし取られる 警察が捜査 川崎(14日)NHK
★偽電話詐欺福岡で多発 2ヵ月で6000万円被害 HKT48注意呼び掛け(13日)西日本
★携帯電話に偽メール 横浜の60代が330万円特殊詐欺被害(9日)産経
★警視庁管内 振り込め詐欺に注意「市役所からの還付金詐欺」。市役所職員を騙り「医療費還付金の郵便物を出したのですが、手元にありますか?銀行口座はどこですか」
しばらくして今度は銀行職員を名乗り「キャッシュカードを交換する必要があります」「自宅に職員が取りに行きます」と言われる。(以上 メール便)
※銀行などのATM操作だったが、カードの「受け取り」に変わっているので注意
★「五輪チケットあげる」メール詐欺か (6日)日経
★電話詐欺:70代男性が910万円被害 笛吹 /山梨
2018.09.05 地方版/山梨 21頁 (全393字)
★偽サイト誘導、最多290万人 今年上半期 カード情報盗難恐れ2018.09.05 東京朝刊 26頁 第3社会 (全591字)
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