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2018年9月 2日 (日)

2018年9月 2日 (日)

警視庁管内体感治安レベル2

首都東京体感治安(2日 単位・レベル)
暴力団関与の自動車盗
【治安うんちく】

2009_1228_222559212F1014077 車のエンジン始動を制御するコンピューターを積み替える手口でトヨタ「プリウス」を盗んでいた指定暴力団福博会系組幹部(48)ら3人が福岡県警に逮捕された。プリウスは人気が高く転売しやすいと言われ、同県内では今年3件の被害が確認され、昨年は偽の電子キーを作ってエンジンを誤作動させる別の手口で10件の被害が確認されている。
 暴力団が絡んだ自動車窃盗事件―思いだすのが、平成8年に同県警が摘発した広域自動車窃盗事件。この事件ではロシアマフィアが関係していた。被害地域も広く、捜査には富山、鳥取、京都、奈良、滋賀、大阪、兵庫県警も加わった。盗まれたのは国産高級乗用車やRV車。九州や関西などを中心に1都2府16県で1114台(被害総額約32億8千万円相当)に上り、富山や鳥取、福岡県内の港からウラジオストックに向け、密輸出されていた。
 そのロシアマフィア―今年7月現在の来日外国人の刑法犯・特別法犯の検挙人員を国籍別でみると、自動車盗でのロシア人の検挙が多くなっているという。
 その自動車盗だが、認知件数が減っているものの検挙率もダウンしてしまった。
 警察庁によると今年7月現在の自動車盗の認知件数は5163件で前年同期に比べて904件の減少。検挙率は47.1%で同4.7ポイントの減。
 認知件数のランキングは茨城の825件、大阪の818件、千葉の579件、愛知の487件、埼玉の458件と続いている。
 検挙率はなんと奈良が645.5%。そして和歌山の433.3%、三重の168.1%と続き、特質すべきは東京が152%と高く、認知件数は前年より51件も減らして75件など「抑止と検挙」のバランスが見事にとれていた。
 このように高いとろもあるが群馬の9.5%を始め千葉の10.4%、大阪の15.5%、佐賀と長崎の各16.7%と低いところが多く、全体の率を引き下げている。
 あの、平成8年摘発の広域自動車盗では対策も進み、盗離防止に最も有効とされる電子式自動ロック装置であるイモビライザーが登場しているのだが…プリウス盗は何故?
 やはり犯罪と検挙は終わりのない戦いのようだ。
 首都東京体感治安は「レベル2(ブルー)」とする。
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http://policestory.cocolog-nifty.com/blog/2013/09/post-4188-1.html

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