警視庁管内体感治安レベル2
首都東京体感治安(28、29日 単位・レベル)
すり犯の検挙が増加…
【治安うんちく】
朝の京王線の通勤電車内ですりを働いていた37歳の派遣社員の男が警視庁に逮捕された。男は26歳の女性のトートバッグから、現金5350円の入った財布をすり取ったもの。同線では今年1月以降、すり被害が26件起きており関連を調べている。
当然、逮捕は警視庁の捜査3課の刑事。男は午前7時半ごろに調布駅から乗車し、明大前駅と新宿駅を数回往復して犯行に及んだもので、この間、刑事がずうっと尾行していた。小欄も昭和の時代にすり犯逮捕の同行取材の経験があるが、電車に乗り込むところから「すり犯」と見抜いて尾行するもので、3課刑事(デカ)の「勘」には驚かされたものだった。
すり犯と言えば、治安情勢を観察するうえでその指標となる重要窃盗犯のひとつだ。その重要犯罪が今年も依然として減少し続けている。
警察庁によると今年7月現在の重要窃盗犯認知件数は4万4546件で前年同期に比べて7835件の減少。検挙件数は2万5754件で同530件の減。検挙人員は4885人で同292人の減。しかし検挙率は57.8%で同5.7ポイントアップしている。なかでもすり犯の検挙率は28.8%で、同4.0ポイントもアップしている。
認知件数ランキングは大阪の4035件、東京の3715件、愛知の3712件、千葉の3604件、埼玉の3317件と続いている。
これに対して検挙件数ランキングは東京の3171件、福岡の1804件、愛知の1691件、神奈川の1688件、埼玉の1666件の順。
認知件数が全体的に減少するなかで133件増えた宮城を中心に岩手+60件、秋田+14件など東北地方で増加傾向にある。しかし首都圏では埼玉が124件も増加している。
内訳を見てみると最も多いのが侵入盗で人と件数は3630件、これに自動車盗の5136件、すりの1952件、ひったくりの1130件と続いた。7800件も減らしているのは侵入盗が6276件も減少したことが大きい。
窃盗犯は刑法犯の8割近くを占めており、この数字の上下は数字治安を大きく左右している犯罪。当然、その検挙率はまさに警察力だ。
東京体感治安は「レベル2(ブルー)」とする。
http://policestory.cocolog-nifty.com/blog/2013/08/post-4188-24.html
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