警視庁管内体感治安レベル2
首都東京体感治安(19、20日 単位・レベル)
強制わいせつは減っているが…
【治安うんちく】 アパート1階の鍵のかかっていない窓から侵入して、寝ていた20代の女性に下着の中に手を入れるなどのわいせつな行為をしたとして48歳の都立・新宿高校の男の事務員が警視庁に逮捕された。男は「スリルを味わいたくてやった」と容疑を認めている。2週間後に同じアパートの敷地内に侵入したところを警戒中の警察官に現行犯逮捕されたもので警視庁は余罪があるとみて調べている。
こういう事件があると思い出すのが、昭和60年代に発生した女性が喉を切られて殺害された事件。東京の環状7号線沿いの駅から独身女性を尾行して、ドアを開けた瞬間にナイフを突き付けて「騒ぐな」と脅迫して強姦する事件が相次いだ。
7件目だったと記憶しているが、ナイフを突き付けられた女性が、ひるむことなく玄関に置いてあった電話で110番すると、男は女性の喉を切って逃走。女性の声が徐々に薄れて事切れるまで録音されていた。
小欄が夜回りの時に捜査1課のベテラン刑事は言った。「発表していないが同種の事件が6件起きている。最後にこんな重大事件になってしまった」と刑事は肩を落とした。小欄は激怒した。
刑事が言った。「俺たちは捕まえるのが専門だ」
「発生した段階で発表していれば注意喚起になり、今回の事件は起きなかったかも知れない…」が、小欄の思いだった。
今回の事件が余罪があるとすれば、なんで発生を公表しなかったのか気になる。こうした強制わいせつ事件は近年、減少傾向にある。が、強制性交が逆に増加している。
警察庁によると強制わいせつの今年7月現在の認知件数は3022件で前年同期に比べて235件の減少。
ランキングは東京の439件、大阪の377件、神奈川の282件、埼玉の242件、千葉の184件など、どういう訳か首都圏に多い。
中でも東京は前年より45件も増え、千葉も16件増えている。
一方、検挙率は比較的高く78.4%で前年を4.9ポイント上回った。ランキングは和歌山の175.0%、滋賀の114.3%、京都の108.1%、宮城の102.8%に続いて群馬、山口、佐賀が各100%だった。
これに対して低かったのは秋田の41.7%、三重の48.1%、広島の49.4%、愛媛の57.1%、青森の57.7%と続いている。
暑い日が続いている。1階は勿論だが2階以上であってもベランダ側の鍵は絶対にかけることをお薦めする。
東京体感治安は「レベル2(ブルー)」とする。
http://policestory.cocolog-nifty.com/blog/2013/08/post-4188-16.html
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