警視庁管内体感治安レベル2日
首都東京体感治安(26、27日 単位・レベル)
実行力の問題だ
【治安うんちく】
報道によると厚生労働省は、虐待リスクのある子供の情報を関係機関が共有するため、児童相談所に専用端末を置くことにしたという。
システムでは各市町村が虐待リスクのある子供の情報を専用端末に入力。さらにこれに警察や保育所、医療機関も含めて情報を入力することで児童相談所が全てを把握できるようにして対処するというもの=読売新聞
これはこれで素晴らしい虐待対処になると期待はするが、器だけいくら素晴らしいものでも〝魂〟が入らないようでは何の役にもたたない。
個人情報だとかプライバシーなどと言って、「何がなんでも虐待児童を救うのだ」という行動が伴わなければなんの役にもたたない。
とにかく情報があったら、強制的にも一時保護だけでなく継続した対処をすべきだ。「俺の子供だ」「しつけだ」「教育だ」などと親が主張しても、虐待を疑うにたりる十分な情報があれば、強行突破しても救い出す決意を見せてほしい。
近隣から「虐待」の情報が寄せられても救えなかった事例はいくつもある。
東京・目黒区で5歳の女の子が父親に暴行を受けた後に死亡した事件は、女児が以前に住んでいた香川県の児相が2度にわたり一時保護していたものの、転居先の東京に十分な情報提供をしていなかった。このため、東京都は後に解除していたことが分かり、家庭訪問をしたものの会うことができなかったという連携不足が指摘された事件。「連携不足」もそうだが、「訪問したものの会うことができなかった」が問題なのだ。
こればかりではない。千葉県市原市では、かつて1時保護したものの解除して家庭に返した生後8カ月の男児が父親の暴行で死亡した事件もある。
プライバシーや人権も大事だが、人間の命は地球よりも重いということを忘れるな!
東京体感治安は「レベル2(ブルー)」とする。
http://policestory.cocolog-nifty.com/blog/2013/08/post-4188-22.html
最近のコメント