警視庁管内体感治安レベル2
首都東京体感治安(11、12日 単位・レベル)
東京都の条例に期待したい
【治安うんちく】 ママ もうパパとママにいわれなくても
しっかりじぶんから きょうよりか
あしたはもっともっと できるようにするから
もうおねがい ゆるして ゆるしてください
おねがいします
……
こんな書き置きを残して死んでいったのは、東京・目黒区の5歳の女の子。父親の暴行など両親による虐待死で、今でも、この文書を見ると涙が止まらない。だって…5歳の子だよ…
この事件を受け東京都の小池知事は、こうした虐待から子供を守るため独自の条例を制定する。報道によると小池知事は、10日の記者会見で「すべての子どもを虐待から守る環境づくりを進めるため、条例には、例えば、行政、都民、保護者の責務の明確化や情報の共有などの項目を盛り込む予定だ」と述べたという。
こうした児童虐待は年々増加している。「人間愛」を失った親なんて人間じゃない!失せてしまうのはお前たちだ!
警察庁によると平成29年の児童虐待検挙件数は1138件で検挙人員は1176人。被害児童数は1168人だった。
過去15年間を振り返ると平成20年が357件、371人だから、3倍以上も増加。被害児童数も20年の382人の3倍以上に増えている。
一方、厚生労働省の数によると平成27年の児童虐待相談数は平成11年の1万1631件から年々増加。同27年には10万3286件と約10倍近くになっているという。
このため政府は、児童相談所の体制を強化するため児童福祉司を約2000人増やすなどの緊急対策を打ち出している。
東京都も含めて遅すぎる対応だ。「子供たちを虐待から救おう」ではなく、「1件も起こさせない」という覚悟で臨んでほしい。
首都東京体感治安は「レベル2(ブルー)」とする。
http://policestory.cocolog-nifty.com/blog/2013/08/post-4188-10.html
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