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2018年7月27日 (金)

後継団体、なお松本元代表に帰依か 神格化を警戒 (27日)日経

オウム真理教は2000年に「アレフ」と名称を変えた後、07年に運営を巡る路線の対立から「ひかりの輪」と分裂。その後、アレフからさらに分派した女性元幹部らの団体「山田らの集団」に分かれた。
 公安調査庁によると、3団体は15都道府県に計35施設を持ち、信者数は計約1650人(出家約300人、在家約1350人)。若者を中心に新たな信者獲得に動いているとされ、ロシアにも約460人の信者がいるという。
 ひかりの輪が「脱・松本智津夫元代表」をアピールするのに対し、アレフは松本元代表の説法の映像を信者に長時間視聴させるなど、帰依する動きを強める。ただ同庁などは3団体の活動形態に違いはあるものの、依然松本元代表の影響下にあり、「危険な体質は変わっていない」とみる。
 アレフなどは在家信者を対象としたセミナーなどを通じて参加費やお布施を得ているとされる。3団体の保有資産は約11億1900万円に上るという。
 同庁は17年11月、3団体を監視下に置く観察処分期間の6回目の更新を公安審査委員会に請求。請求は認められ、18年2月1日から3年間延長された。
 刑の執行を受け「松本元代表らが神格化される懸念もある」(公安関係者)とされる。元代表は執行直前に遺骨の引き取り先として四女を指名したが、妻や他の子供4人は「(元代表の)精神状態からすれば特定の人を引き取り人として指定することはあり得ない」と引き渡しを求めている。
 四女側は遺骨を引き取る方針だが、信者らによる奪還も懸念され、当面は東京拘置所で保管するとみられる。四女の代理人の滝本太郎弁護士は埋葬地が聖地化するのを防ぐため「太平洋に散骨したい」と表明。国に警備や費用負担などを求めている。
 また、6日に執行された遠藤誠一元死刑囚は、遺体がアレフに引き渡され、火葬された。公安当局は死刑囚の遺骨が教団側に利用されることも懸念。教団内の主導権争いなどの情報収集や、執行の報復などの警戒を続ける。

https://www.nikkei.com/article/DGXMZO33450970W8A720C1CR8000/

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