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2018年7月 3日 (火)

不審者対策に悩む学校 地域開放と安全確保どう両立 設備に差、監視に限界(3日)西日本

学校内に不審者が侵入する事件が全国で相次いでいる。2001年の大阪教育大付属池田小(大阪府池田市)での殺傷事件以来、学校の安全対策は課題とされてきたが、出入りを完全に監視することは困難。子どもたちが集い、災害時には避難場所としても活用される学校は、地域に開かれた場所であるべきだという指摘もある。安全確保と地域づくりの拠点としての機能をどう両立させるか、現場では模索が続く。
 「あの事件以来、児童も教師も、安全意識を高く持たせるようにしている」。刃物を持った男が乱入し、児童8人が犠牲となった池田小の荒川真一副校長は振り返る。
 同校では事件後、学校の出入り口を一つに絞り、防犯カメラ12台、非常ベル314個を設置した。防犯の知識などを学ぶ「安全科」の授業を毎週開き、不審者を見掛けたらすぐに非常ベルを鳴らすよう児童に指導。不審者侵入を想定した教師向けの訓練も年6回、実施しているという。
 池田小の事件を受け、文部科学省は危機管理マニュアルを作成。15年度の文科省の全国調査では、16年3月末時点で、ほぼすべての小中学校が各校の事情に沿った独自のマニュアルを整備した。交番襲撃後、警察官の拳銃を奪い、小学校に発砲した富山市の事件の場合、マニュアルを参考に、警察から連絡を受けた学校が児童を体育館へ避難させ、教師がさすまたを持って出入り口を警戒した。
 2日に若い男が小学校の女子トイレに侵入する事件が起きた福岡市では、富山市の事件を受け、市教育委員会が市立小と幼稚園に不審者対策徹底の緊急通知を出したばかり。不審者発見時の素早い通報や複数職員での対応などを記したマニュアルの確認に加え、戸締まり強化や来校者の受け付け名簿への記入徹底を求めている。
続く downwardleft

https://www.nishinippon.co.jp/nnp/national/article/429510/

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