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2018年7月16日 (月)

国営ロシア通信(ロシア) 露で「教祖」奪還テロ計画も(16日)産経

オウム真理教はソ連崩壊後の1990年代、国の混乱につけ込む形でロシアに浸透し、一大拠点とした。露治安当局は、今も国内に数千人の信者がいるとみて警戒している。国営ロシア通信は6日、教団の実態やロシアでの活動に関する分析記事や専門家の談話を配信した。
 「団体はロシアで活発に勧誘を行い、信者らは演習場での軍事訓練を受けた。ロシアで武器や化学物質を獲得したとの情報もある」。記事の一つは、教団が勢力を拡大した90年代前半をこう振り返った。92年春には麻原元死刑囚がロシアを訪れ、閣僚を含む政治家と会談したり、複数の有力大学で講義を行ったりした。教団はテレビやラジオでの宣伝活動にも力を入れ、「説法」や「教団の楽曲」が放送されていた。
 「教団内で相当の地位を得るために、(信者は)大きな額あるいは全財産を教団に寄贈せねばならなかった」という事情は日本国内と変わらない。当時のロシアの信者は「1万人から3万人」だったとみられている。
 記事は、極東の沿海地方で2000年、ロシア人信者らが麻原元死刑囚の“奪還テロ”を企て、拘束された事件にも触れている。02年に出された判決によると、被告3人は「日本からの資金」で武器を調達。東京と青森の公共施設に爆発物をしかけて日本政府を脅迫し、「教祖」を沿海地方のアジトにかくまう計画だった。
 16年3月には、ロシア人を中心とする信者約60人がモンテネグロで拘束され、送還された。説法会を行っていたとみられ、露当局は改めてオウム真理教の取り締まりに乗り出した。国営ロシア通信は現状について、「団体は深く機密化されている。構成員の数を評価するのはきわめて難しい。インターネットを通じ、ヨガ教室に誘うのが勧誘の一般的な手口だ」とする専門家の談話を配信した。(モスクワ 遠藤良介)
http://www.sankei.com/affairs/news/180716/afr1807160008-n1.html

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